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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

勇気をくれてありがとう!令和元年勇気の贈り物

忘れてしまっていた感動を、友人がくれた令和元年勇気の贈り物

雨がうっとしい季節になりました。湿気も多く、思わず、エアコンのスイッチを入れたくなる瞬間、「少しは、電気代の事を考えて扇風機にしようかなぁ」と、迷いそうになりますけれども我に返り、エアコンのスイッチ入れてしまう…毎日をボーっと過ごしている私です。

友人からの連絡

先日、私の友人がNHKのど自慢大会に出演しました。
正直言って、NHKさんには申し訳ないのですが、あまり興味がありませんでした。私は、大人になってからのど自慢を徐々に見なくなっていました。

ところが、友人が出演したNHKのど自慢大会は、本当に私にとって感動のルツボでした。NHKのど自慢といえば、子供の頃、親とよく一緒にみていた番組。それを忘れかけていた私に友人が呼び覚まさせてくれた、ある意味私の中での事件でした。

 

それは突然、友人から「予選通過したよ。明日テレビで会いましょう」と連絡があり、「えっ!わかった。頑張って!」と、私は、驚いたように返事をしました。

出演の応募をした時に友人から「もしかすると、NHKのど自慢大会に出れるかもしれない。そのときは応援よろしく!」と、連絡を受けていました。

話は遡りますが、3〜4年程前、歌のうまいその友人に「歌うまいんだから、NHKのど自慢大会に出演しないの?」と質問したところ「学生時代から挑戦しているんだけど、一度も予選に出たことがなかった。そう簡単にはいかないんだよ」という答えが返ってきました。当時私は、テレビ出演となるとやはりハードルが高いんだなと感じていました。

友人が地元で開催されるたびに、何度も、何度も応募したNHKのど自慢。友人自身が夢を叶えたアンビリーバボーな出来事なんだと思いました。

改めて、NHKのど自慢大会を調べてみました。

NHKのど自慢大会

日本各地の都市を巡回し、アマチュアの出場者が書類審査、会場での予選審査を経て本番組に出場。持ち歌を歌い採点され競う、1946年のNHK開局以来放送されている長寿番組です。

のど自慢でお馴染みのチューブラーベルの音。
鐘1つは「ド」、2つは「ドレ」、3つ「ドシラソ、ドシラソ、ドーミーレ」で合格!

 

テレビ出演への壁

友人は、なんと900通以上の応募ハガキから250通(人)の抽選に選ばれました。本選の前日には、仮予選250組の中から20組。その中に入ることができました。

仮予選では、各250組の方々が持ち歌を披露します。のど自慢に挑戦する人達の苦労が、少しわかるような気がしました。友人は、選曲、選曲理由が選ばれたわけだと話していました。「やった!やった!やっとテレビに出られるぞ!本当にご苦労様」という思いでした。

本選当日

私はこの日テレビを見ながらワクワク、ドキドキ。久しぶりにみる友人の出番を待ち、手に力が入るのを覚えました。知っている人がテレビに出るとこんなに嬉しくなり、こんなにも熱くなるものなのでしょうか?そして、テレビの電源を入れ、息を飲み込む。BGMが流れ、NHKのど自慢がはじまりました。

テレビに映る友人。思わず手を振る私・・・なにをしてるんだ俺は!
いよいよ友人は番号を言い、曲名を言い、歌が始まりました。私も緊張の中…友人の歌声。数分後、
気づいたら鐘3つ(お互い)えっ!

緊張の中でのインタビューで家族に手を振る友人。さらに7組の中から最優秀賞。祈る思いで発表待つ。このままいってくれ!・・・という思いは届かず残念でした。
も、ありがとう!ありがとう!ありがとう!

余談

最後に友人のNHKのど自慢でのエピソードを。

① 当日の服装は「仮予選のままの服装でお願いします」と言われ、先週新しい服を買って準備してたのに。がっくり。

② 本番前リハーサルで、えっ歌詞が、声がでない。なんで!いつも練習しているのに。緊張しているのかな。

③ ついに本番「ドシラソ・ドシラソ・ドーミーレ」の鐘3つ。「えーっ、うっそー。きいてないよー」

④ 終了後、記念のトロフィーとゲストのサイン色紙を頂く。本当に感謝申し上げます。それはそれは、応援してくれた皆様ありがとう!でも正直言って、心配をかけた家内と息子にありがとう!

⑤ 全国からお礼のメール。本当にありがとうございました。「出演できてよかった」と涙ぐむ。

⑥ 世界130カ国地域に放送。知らなかった。えっ私も知りませんでした。

たくさんのエピソードありがとうございました。
でも、NHKのど自慢に出演するだけで、本当にありがとう、そしてご苦労様でした。友人が、口癖のように言っていたのは「本番は練習のように、練習は本番のように。本番は最善の練習です。人前で歌をうたうときは、常にチャレンジ精神を忘れないようにしています」結局、自分自身との戦いなんだ。物事に対して全力疾走する友人に対して、改めて学びました。

勇気をくれてありがとう!

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