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欠かせない相棒となったアマチュア無線機

アマチュア無線愛好家の間では通称「弁当箱」

小学6年の夏に買ってもらった機械はアルマイトの弁当箱サイズだったので、アマチュア無線愛好家の間では通称「弁当箱」。秋の遠足やプライベートの外出には欠かせない相棒となりました。

クラス環境の変化〜いじめがなくなった日〜

私に対するいじめは肉体的なものから無視や陰口(知らない人と話をして何が楽しいの??等など)へと変わっていきました。しかし、私の中で彼らへの意識の変化が生まれ、精神的にも肉体的にも楽になってきたため、たまに口論(子どもってつまんないことで口げんかするんですよ)することがあっても「オレには100万人の見方がいるんだぞ」と思えば無視や陰口も気にならなくなりました。

スマホやインターネットが普及しきって、あの頃とは事情が違いますが、少年時代のことを思い返すと、実はみんな知らない誰かと(繋がりを含む)話をしたり、自分を表現できる「場」がほしかったのではないかなあと思うことがあります。

そうした欲求を満たす前に、劣等生の”レッテル”を何枚も貼り付けられていたような私が、国家資格を持って来たので、彼らにとってはたまりません。いじめる理由がなくなり、逆に自分たちより優れた点があったことを認めざるを得なくなったのですから。

いじめで悩んだり苦しんでいる皆さんへ

いま、いじめで悩んだり苦しんでいる皆さん、なんでもいいからクラスで1番になりなさい(暴力はだめだよ)。自分の命と引き換えにする必要はありません。他の教科を犠牲にしてでも得意教科で1番になるほうがよっぽど楽で価値があります。

小学生のとき免許を持っていたのは、私一人だけ。私の住む町には小学校が3校、中学校1校で、ほとんどが地元中学に進学したため全校生徒600人と少子高齢化が進む今では考えられない人数を誇っていました。

さすがにこの人数ならライセンスホルダーも4〜5人はいるだろう、少なくとも2〜3人、そしたら学校の公認クラブや同好会くらいあるんじゃないかな?と期待してクラブ紹介に参加しましたが全然ないのです。

趣味ってカネかかりますからね。

なければ作れば良い 〜私の信念〜

登下校の時間に校門前で実際に交信しながらビラをまく。ビラを捨てないでチラッとでも興味を示したら、気が弱そうでクラスでも浮いていそうな人を中心に男女の区別なく「まあおいで、いいからおいで」と仮設ブースに連行してアマチュア無線の素晴らしさを布教、洗脳してこちら側に引きずり込んでいました。

いまでは考えられないことですが、あれがほんの数ヶ月前までいじめられて引きこもりや不登校をくりかえしてきた少年とは思えないほどの積極性と情熱で雨の日以外、毎日辻立ちに明け暮れ、3ヶ月でなんとか「部」として認められる5人をかき集めたのですから大したものだと思います。

0人〜ネット社会の浸透〜

この記事を書くにあたって母校である、中学校の公式HPをみてみました。

アマチュア無線部、かろうじて名前は残っていましたが、残存部員はゼロ。

通信をしたい生徒はみんなインターネットクラブに行ったんですね。

あの年の春、たった一人で始めた部員獲得作戦、重い無線機やバッテリー、アンテナやテントをみんなで担いで山に登って、疲れ切った体に休むヒマも与えず、喉を枯らせて徹夜でマイクに怒鳴り散らかした真夏の通信コンテスト。キリがない大切な思い出と体験は、みんなインターネットの登場で終わってしまったようです。

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