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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

あなたが働く意味は何?「勤労感謝Fes!」レポート

全ての働く人たちへ「はたらいて、笑おう。」

過日、2018年11月23日(金・祝)は国民の祝日【勤労感謝の日】でした。祝日なんて関係ない!当日もがっつり仕事だった!という方もけっこう多かったのでは?何かと忙しく時間に追われがちな現代人へひとたびの余暇を。とはいえなかなかゆっくりと過ごす事ができないのも現状です。

そんな勤労感謝の日、総合人材サービス パーソルグループのパーソルホールディングス株式会社は、TOKYO FMにて放送された「TOKYO FM ホリデースペシャル パーソル presents 勤労感謝Fes!」(以下「勤労感謝Fes!」)を開催しました。

盛大に終了した「勤労感謝Fes!」の様子についてレポートと共にご紹介します。また、この機会に今一度「働く事」について考えてみませんか?

なぜ11/23は勤労感謝の日?

そもそもなぜ勤労感謝の日が11月23日に設定されているのか?また、本来はどのような日だったかご存知ですか?
実は、勤労感謝の日には意外と知られていない歴史が存在するんです。
個人的には、忙しい年末年始に向けちょうど良い休暇日程として11月末に設けたのかな?といった安易なイメージだったのですが、意外とその歴史は古く、1945年にまで遡るようです。

実は知られていない由来と起源

飛鳥時代より、11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」というその年に収穫された新米や新酒を天地の神様に捧げ、天皇と国民が一体となり天地自然の神々に感謝し収穫を喜び合う国民的にも大切な祭典の日とされていました。

しかし1945年、GHQ(日本の占領政策に当たった連合国軍総司令部)により日本弱体化政策が始まった事をきっかけに、国家神道の色が強い新嘗祭(にいなめさい)という名前の祭日を排除し、違う名前の祝日にするよう提案があった事から、本来は新嘗祭(にいなめさい)とされていた11月23日が現在の【勤労感謝の日】と制定されました。

勤労を尊ぶ?

国民の祝日に関する法律によると、現在の勤労感謝の日とは「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。
という事は、起源とされる新嘗祭(にいなめさい)の趣旨とは若干異なっていますよね?日本国民のほとんどが農家であった当時、命の糧でもある五穀豊穣への感謝を捧げるための天皇共に開催されていた祭が、今では国民だけのものとなり、さらに「勤労をたっとぶ日」とされているのに、少し後付け感を感じるのは私だけでしょうか(笑)。ちなみに、「たっとび」=「(尊(とうと)ぶ)」の事。

あなたは、日々の勤労を尊び・日々の生産を祝い・国民互いに感謝し合って過ごしていますでしょうか?きっと、そういう方は少ないのではないかと思います。

パーソル presents 勤労感謝Fes! <レポート>

今年の勤労感謝の日には「パーソル presents 勤労感謝Fes!」が開催されました。協賛であるパーソルキャリア株式会社は、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援などのサービスを提供している会社です。駅中やコンビニでもよく見かける求人誌ですね。2017年7月より社名変更し、グループの総力をあげて労働・雇用の課題の解決を目指しています。

はたらいて、笑おう。」をブランドスローガンにすべての働く人を応援しているパーソルグループ。勤労感謝の日にちなんで、この勤労感謝Fes!では、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地 武雅さんをパーソナリティに迎え、“働く”をテーマに、リスナーから募集した「働くことの楽しみ」や「自分の成長エピソード」などを元にトークを展開しました。さらに、アーティストのMay J.さん、MOROHAさん、吉澤嘉代子さん、DJ KOOさんがゲストとして登場し、“働く”にまつわる経験談など語っていただき、生LIVEやスペシャルMIXを披露。芸人であり俳優でもあるマツモトクラブさん脚本による、“働く”をテーマにしたスペシャルラジオドラマも放送されました。

May J.さん|歌手という職業を続けられる3つの理由

グレーの上下の衣装で登場したMay J.さん。今、歌手という職業を続けている理由について聞かれたMay J.さんは、「3歳からの夢であるため」「誰かに必要とされている感じられるため」「がんばっていると必ず誰かが見ており、何かをなしとげたと感じられる瞬間があるため」の3つを挙げました。また、働いてレッスン代を出してくれていた親への感謝も口にしていました。

吉澤嘉代子さん|スポーツ好きじゃないのにスポーツ用品店でバイトをしていた理由

「働く人をイメージして」白い襟(えり)のついた服で登場した吉澤嘉代子さん。アルバイトとして働いた経験について聞かれた吉澤さんは、高校生の頃から7年間スポーツ用品店でアルバイトをしていた経験を明かしました。「スポーツは好きじゃない」という吉澤さんがスポーツ関連のアルバイトをしていた理由は、「やめる時に後腐れがないように」というものでした。また、レジで歌詞を書いたりして店長に怒られたり、女性用のスクール水着の試着を求める男性にパニックになったエピソードを語りました。

DJ KOOさん|「家族のため」「多くの人のため」「感謝のため」

フェスを盛り上げるために上下ピンクの派手な服装で登場したDJ KOOさん。DJとして一度有名になったあと、売れなくなってしまった時期に清掃のバイトをしていたことを告白。小室哲哉さんと出会うまでバイトは続き、小室哲哉さんとの初対面では、手がバイトでできた傷だらけだったことを明かしました。

スペシャルMIX後に、働く理由を3つ聞かれたDJ KOOさんは、「家族のため」「多くの人のため」「感謝のため」と答えていました。また、働く人へは「苦労を味にできるような仕事を」とメッセージを送りました。さらに、「勤労感謝の日」について、「働いている人に感謝するとともに、自分に仕事があることに感謝」と語りました。イメージとは異なる真面目な言葉の連発に、パーソナリティの塚地さんが戸惑う姿も見られました。

MOROHAさん|エネルギッシュな生LIVEに涙を見せる観覧者も

アフロさんとUKさんがそろって登場し、アルバイトの経験について語りました。アフロさんは、人気ラーメン店の「蒙古タンメン中本」で「ホールの妖精」と呼ばれていたことを明かし、お金がなかったためにまかないを目的に働き始めたところ、お金がないのに太るという経験を話しました。また、漫画喫茶、コンビニ、テレアポの仕事をしてきたUKさんは、仕事の少なそうな店を選んだ結果、働く場所が次々に閉鎖するという経験を語りました。

まずは自分へ少しの「労い(ねぎらい)」を

現代、働き方については時間・場所共に日本中で変化が見られます。「働き方改革」に見られるフレキシブルな働き方は、これまで実現できなかった親の介護と仕事を並行する事も可能となり、在宅での出勤も認められている職場も増えました。さらに「親子出勤制度」を設ける会社もあり”会社に子供は連れて行けない”という前提を無くす事で、社員のライフスタイルの選択肢も増えていきそうです。

ただ、まだまだ業種や個々のスキル・環境等を考えると働き方も限られてきます。フレキシブルに動こうにも難しい場面も多々存在します。そもそも働く事自体が困難な方もいます。働きたいけど何かしらの事情で働けない、働きたいけど働く場所がない、そもそも働く意欲がないという方も。

勤労感謝の日を迎え、メディアでは様々「勤労」について取り上げられていましたが、まずは現在あなたが働いているのであれば、働くことの意味を、理由を、意欲を、尊ぶような大げさなものではなく、今一度自身の中で考えてみる日とするのも何かのきっかけとなるのかもしれません。はたらいて笑えたら、素敵です。

特設サイトでは「働いている」多くの方からのメッセージを多数ご紹介しています!この機会にぜひご覧ください。

勤労感謝Fes!特設サイト: https://www.tfm.co.jp/kinrou/

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