精神障害のある私には、お薬手帳は切っても切り離せない大切なものである。
しかし、その表紙はおせじにもオシャレと言えるものが少ない。何か使うたびにワクワクするようなお薬手帳が欲しいなあと、普段から思っていた。
そんな時、いいタイミングでこんな情報が飛び込んできた。
福岡市は18日、障害者施設で製造した商品のコンクール「ときめきセレクション2016」の受賞商品を発表した。金賞には「ドンマイ」(中央区)によるお薬手帳のカバーや「工房まる」(南区)の掛け時計など4商品を選出。受賞商品の一部は、同日から市役所1階のユニバーサルカフェと西鉄薬院駅ビル1階の「ときめきショップ」で販売している。
写真にあるように、金賞を受賞したお薬手帳カバー。売れ筋は猫のイラスト入りのもの。小売価格は980円~1280円(税込)と比較的安価なことから、自分用にはもちろん、プレゼントにも喜ばれそうだ。
甘すぎないシュールなキャラクターがついつい目を惹く。ブックカバーも同様、普段持ち歩くアイテムをオリジナルにアレンジすることでなんとなく明るい気分になるものだ。
画像引用:西日本新聞
私も、猫のイラスト入りお薬手帳カバー、買いたいなあと思う。いつも使うお薬手帳だからこそ、それを見るたびにワクワクする気持ちになりそうである。病気も、だんだん良くなっていくかも…。
今のお薬手帳もう少しで終わりだから次は自作しよっと!かわいいお薬手帳!
— なあちょ (@nana_emp) August 19, 2016
息子のお薬手帳がリラックマでかわいい!あまり使わない事が望ましいが…貰った時ちょっと嬉しかった(⊃´ ³ `)⊃♥︎ pic.twitter.com/0SwcQgyYSN
— しおりんご (@shioringo_dqx) August 18, 2016
とはいえ、県によってはキャラクターのお薬手帳も増えてきているという。
おしゃれな商品や、ほかにはないオリジナルのものを障害者施設で作ることができれば、障害者も意欲的に、さらに工賃アップにつながるだろう。お薬手帳カバーなど、ありそうでなかった素敵な商品があれば、お客さんも喜んできっと幸せな気持ちになれるに違いない。
まさにWIN・WIN(ウインウイン)、障害を持つ人の生み出すものにより、どちらもいい関係を作ることができれば素晴らしい社会になっていくことだろう。
市障がい者在宅支援課は「年々、商品のレベルが上がっており、今回は雑貨を中心に個性的で魅力的な商品が多い」としている
障害者の作った商品といえば、クッキーといった洋菓子などの食品というイメージの方も多いのではないか。しかし、この福岡市障がい者在宅支援課のコメントにあるように、年々商品のジャンルやレベルは上がってきている。
最近の障害者施設等で制作される個性的で魅力的な商品は、「障害者がつくったもの」という従来のイメージを覆す立派なブランド商品だ。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/268000
via:西日本新聞
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