オリンピック卓球日本代表は水谷隼選手が日本初の銅メダルを獲得しました。これは歴史的快挙で日本中が湧き上がりましたね。男子団体では銀メダル、女子団体でも銅メダルと卓球代表選手の活躍には元気をもらいました。
そして9月に開幕したリオパラリンピックでも、卓球日本代表を決めた1人の選手を紹介します。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)グループ社員の伊藤槙紀が、2016年9月7日(水)から開催されるリオ2016パラリンピック競技大会の卓球日本代表(女子クラス11:知的障害)に選出された。
画像引用:CYCLE やわらかスポーツ情報サイト
伊藤慎記さんは中学時代から卓球を始めたそうで、中学3年の時に初めて日本一になったという実績を持っている選手なのです!プレイスタイルはバックハンドのラリーで変化をつけて、フォアハンドで打つ攻撃型スタイルの選手です。世界ランキングでは現在6位とのこと。世界で6位は凄いですね!
伊藤選手は、CTCの特例子会社である「ひなり」へ入社後、通常のオフィスサービスの傍ら、練習を行ってきたとのこと。仕事をしながらも毎日練習しているのだそうです。その努力と実績が評価されて初めての日本代表になったのです!
卓球日本代表に決定したことを受け、伊藤は「落ち着いて試合にのぞみ、力を出したいと思います。メダルを目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメント。CTCでは今年度より、ひなりのアスリート社員の支援を開始。障がい者スポーツの振興と社員のモチベーション向上を目指し、伊藤の活動をサポートする。
卓球は、知的障害の選手がパラリンピックに出場できる競技のうちの一つ。国際大会に出場するには、事前テストを受けなければいけないといいます。テストといっても卓球だけではありません。技術はもちろん、パソコンを使用したIQテストもあるようです。
知的能力が高いと判断された場合はフェイントなどの技を使用できる可能性もあるため、エントリーできない場合もあるのだとか。基準や評価がわかりにくいとされるクラス分けですが、今回のパラリンピックの卓球女子はなんと8人のみ。
ひなりの社員の誇り高い選手である伊藤選手。皆さん、パラ卓球にもぜひ注目してみましょう!
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