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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

WHO I AM – これが自分だ!という輝き – ニコ・カッペル(ドイツ / 砲丸投げ)

WHO I AM シーズン3「砲丸投げ 小さな金メダリスト:ニコ・カッペル」

ニコ・カッペル選手は低身長症のアスリート。リオパラリンピックの陸上・砲丸投げ F41クラスの金メダリストです。2年を切った東京2020でも、もちろん金メダル最有力候補。実力も然ることながら、低身長であることを隠すことなく自分をさらけ出して周りを明るくする人気者です。

IPC(国際パラリンピック委員会)と WOWOW が共同で立ち上げた、パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」シーズン3。2人目のアスリートは、小さな金メダリスト:ニコ・カッペル選手(ドイツ / 陸上・砲丸投げ)です。

幼いときの疑問

「どうして、みんないすにすわるとあしがゆかにつくのに、どうしてぼくはつかないの?」と幼稚園に通っていたニコはお母さんに聞いたそうです。お母さんは「あなたはみんなより小さいから足が着かないのよ」と答えました。彼は低身長症でした。

低身長症でも

病的な原因によって身長の伸びが悪く、平均身長の標準偏差の2倍より低い場合を低身長症といいます。ニコは低身長症ですが、家庭では小さいからといって特別扱いはされなかったそうです。ちょっと高い所にある物は踏み台を使えばいい!ニコは「簡単なことなんだ!」と笑って言います。

13歳で砲丸投げを始める

同じ低身長症のマティアス選手が、北京パラリンピックの陸上・砲丸投げで銀メダルを獲得した様子を観て憧れを持ったニコは、13歳で陸上競技に興味を持ち、砲丸投げを始めます。

10年かかる技術を6週間で

13歳で砲丸投げを始めたニコは天性の運動神経の良さを発揮します。グランド投法から回転投法への変更をコーチから指示されたニコは、6週間で自分のものにしてしまいました。回転投法習得までは10年ほどかかるといわれているのに1ヶ月半。凄すぎます!

衝撃の国際デビュー。翌年パラリンピックで金メダル

ニコの出場するクラスは男子砲丸投げ F41(F41クラスは「身体の発達が正常より著しく遅れるか、過小のまま停止したもの。男性は身長145cm以下、上肢長が66cm以下でその和が200cm以下」の選手が出場するクラスです)。

2015年の世界選手権では衝撃の国際大会デビュー(記録:12.85mで銀メダル獲得)を果たしたニコは、21歳で迎えたリオの舞台でも勢いそのままに、ライバル選手に1cm差の13.57m(パラリンピック新記録)で金メダルを獲得。翌2017年の世界選手権でも自己ベストの13.81mを記録し金メダルに輝きました。

ドイツを代表するパラアスリートに

ドイツ国内を中心に積極的にメディアに露出しているというニコ。誰もがその実力を認めるアスリートであるとともに、茶目っ気たっぷりな魅力的な個性をもつニコは、ドイツを代表するパラアスリートとなりました。

もちろん、東京2020でも男子砲丸投げ F41クラスでは金メダル最有力候補です。彼のパフォーマンス(競技はもちろんその他にも)を東京で観られるのが本当に楽しみです。ニコ・カッペル選手、覚えておいてくださいね。

パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM 砲丸投げ 小さな金メダリスト:ニコ・カッペル は、11月1日(木)よる10:00(再放送:11月4日(日)午前10:30)WOWOWプライムで放送予定です。

via:WOWOW