「ポジティブ」とは必ずしも「いわゆるいい状態」ではない。
例えば何かの感染症の検査結果が「陰性」ならば『とりあえず』安心なのですが、
「陽性」だった場合、その検査結果は「ポジティブ」とも呼ばれます。
そして、そもそも「ポジティブでいなければならない」という社会通念は
もはや『強迫観念』なのではないでしょうか。
「ネガティブな発言はしてはいけない」も同様です。
それらは、「悩みを持つことも、相談することも許さない」風潮です。
「ポジティブに悩み、ネガティブな要素なく相談する」ことなど
不可能と言ってもいいでしょう。
「ネガティブは恥ずかしいことで、周りを不快にさせる」というイメージが
存在する限り、人間らしくは在れないでしょう。
そして、例え自身が「ポジティブな人間」であるとしても、相手や周りに
その空気を吸わせようとするなら、それは大概迷惑で、つまり
「一般論的ネガティブ」の部類に入るものだと思われます。
「ネガティブは弱い」と捉えられてしまうのは、「困った時はお互いさま」の
精神が希薄になってきていることが要因かもしれません。
「ネガティブになっても、ネガティブでいても、問題視されることなく、
当たり前に人間皆助けあえる」。それはおかしいでしょうか?
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