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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

親の離婚・不登校・引きこもりから音楽で救われた歌手「ななみ」が叫ぶ愛

ななみ 愛が叫んでる

大人っぽく、しっかりした伸びのある声で、自分の感情を吐き出すように歌う「ななみ」

2014年10月。「愛が叫んでる」でメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター・ななみ。歌を聴いただけでは、一見普通の女性に見えるが、彼女には、 にも重なる辛い出来事があった。

親の離婚に苦手な学校、さらに中学2年生の頃からは引きこもりになったという。

幼い頃から集団行動が得意でなく、それは中学生になっても変わらなかった。そんな中2の頃”最悪”は突然訪れた。親の”離婚”である。多感な時期だったため、その出来事が心に『深い傷』をつけた。同時期に学校では”いじめ”も受けるという残酷な現実。具体的ないじめの内容はPV「愛が叫んでる」で収録されているので確認してほしい。こういった2つの要因が、ななみを”引きこもり”へと誘う。彼女はそこから半年間「起きてはパソコンをし、寝る」という日々を続けた。後にこの時期の事を「生きている感覚が無かった」と語っている。しかしこれが彼女の”転機”でもあった。実はこの頃、インターネットで聴いていた音楽に心動かされ、いつしか『歌にしか希望は無い! 』と思うように。辛い過去だったが、無ければ歌手・ななみは存在しなかったかもしれない。

親の離婚、いじめ、本当に辛いと思う。引きこもりは、自分を守るために当然の手段だったのだろう。

私もひきこもりの経験があるので、『生きている感覚が無かった』と語った気持ちは、痛いほど共感できる。また、彼女が心を動かされた音楽が何だったのかが、とても気になる。

私事で恐縮だが、社会のいろんなことに疑問を持っていた時に、その気持ちを代弁するかのように歌っていたのが、尾崎豊だった。

歌には、人を変えるほどの大きな力がある。

褒められなかった”学校生活”。褒められる”オーディション”

発達障害の人が、一人の大人に褒められたことでみごとに立ち直った記事を読んだことがある。

子供の頃は、本当は親が褒めるべきだと思うが、親が褒めてくれない時は、たった一人でもいいので褒めてくれる大人がいれば、子供はみんなそれぞれの個性を生かして、成長していけるものだと思う。

YouTubeで「愛が叫んでる」のPVを実際に聴いてみた。その時の心情が自分の言葉でよく歌われているなあと思った。

『助けてと叫んでみても、見て見ぬふり』

『愛が泣いている』

『一人で愛を叫ぶ』

などの歌詞がすごい気に入った。そして歌声が力強い。

彼女のいじめ、親の離婚があったからこそ、「愛が叫んでる」の歌は、誕生して日の目を見たのだと思う。自分の経験を歌詞や歌に載せて自分を表現できる歌手、ななみを羨ましく思う。

気になる人はぜひ聴いてみてはどうだろう。

歌手「ななみ」中2で”引きこもり” そこから救われた”音楽”

via:ミーティア

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