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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

今、障害福祉サービスを受けている僕の本音

障害福祉サービスを受けて4年3ヵ月、今僕が思うこと

先日、モニタリングがありました。障害福祉サービスを継続するために半年に1度行う、相談支援専門員とのモニタリングです。その中で、今後の目標を聞かれた時に一番最初に思い浮かんだのが「障害福祉サービスから抜けること」でした。平成26年7月から受け始めた障害福祉サービス。もう、4年3ヵ月が過ぎてしまいました。

なぜ、障害福祉サービスを受けようと思ったのか

平成26年2月、僕は働いていた病院を辞めました。うつ病が再発して、起き上がることもままならない状態になったからです。その後、実家に戻り今後のことを考えていました。まずは働くよりも、心の調子、体の調子を取り戻すこと、そして、生活のリズムを整えることが必要だと感じていました。

生活を立て直すため

平成26年3月、少し調子が戻りつつありました。今後、自分はどうすべきか考えながらネット検索していると、ラグーナ出版のホームページを見つけました。あ、ここで働いてみたいなと思いながら、働くのはまだ無理かと考え直した僕の目に飛び込んできたのは、自立訓練の文字でした。

自立訓練事業所 サポートネットラグーナ

ラグーナ出版は、精神障がい者支援を行っている事業所です。就労を目指す方には就労支援、外に出るのは不安だけど一歩踏み出したい方には自立訓練(生活訓練)という2つの事業を行っています。当時の僕は、自立訓練が必要だと思い見学をしました。

障害福祉サービス受給者証をとる

自立訓練事業所 サポートネットラグーナに通うために、障害福祉サービス受給者証をとる必要がありました。申請をして約1ヵ月後、受給者証ができたのですが、その時点でサポートネットラグーナは定員いっぱいで入れませんでした。でも、今のまま家にずっと居ることはあり得ないと思い、地元の就労継続支援B型事業所で働くこととなりました。当時の僕にとっては、この事業所は職場というより居場所だったなと思います。

僕の受けた障害福祉サービス

障害福祉サービスはざっくりいうと、訪問系サービス・日中活動系サービス・居住系サービスの3種類に分かれます。僕が今まで受けてきた(今も受けている)のは、日中活動系サービスの中の就労継続支援です。

僕が通所した就労継続支援事業所

今働いているひふみよベース紫原で、就労継続支援事業所は3か所目です。1か所目はお弁当を詰める仕事が主なB型。時給は200円でした。2か所目は、精神科病院の売店業務、洗濯業務、ホテルの清掃業務を行うA型。時給は697円(当時の鹿児島県の最低賃金)でした。3か所目となるひふみよベース紫原での僕の仕事は、webメディアのライターとパブリッシャーです。工賃(就労支援での賃金は工賃といわれています。この呼び方、個人的には嫌いです)は、秘密です。

障害福祉サービスを受けて、今僕が思うこと

最近の僕の状態は比較的安定していて、うつ病の症状はほとんど出ていません。心の調子の波がないわけではありませんが、崩れることはありません。だから、目標を聞かれた時に一番先に思い浮かんだのが「障害福祉サービスから抜けること」だったのだと思います。

障害福祉サービスを受けて4年3ヵ月が経ちました。サービスを受けたことはプラスだったと思いますし、とにかく、うつ病がひどくなると動けなくなる僕にとっては必要な制度であり、サービスでした。

今の仕事は楽しいですし、やりがいもあります。責任ももたせてくれているので、かなり自信もつきました。このままの状態でもいいのかもしれません。

でも、障害福祉サービスを受けている自分に負い目を感じているのも事実です。早く障害福祉サービスを抜けて、納税者になりたい! いつも心の奥底でそう思っていました。

ひふみよベース紫原は、今までの事業所とは考え方も、形も、仕事内容も、働く人たちも全然違います。この事業所の成功が「障害者の働く」を変えていくのではないかとも思っています。だから、僕はここにいます。

今は、一般就労(この呼び方は、福祉の世界でしか使われないのではないかと思います。凄く違和感があります)しか、障害福祉サービスを抜ける方法はないと思います。でも、そこで適応できなかった方たちが、就労支援を受けているのではないでしょうか? 

障害をもっている方も、難病を患っている方も、生きづらさをもって今働けていない方も、無理なくその人らしく働けて、収入を得られる新しい働き方。僕は今、それをひふみよベース紫原で探している途中です。