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2018.10.10:フリーペーパーVol.31発刊!

10月11日は ”カミングアウト・デー”

もし、あなたが大切な人からカミングアウトされたなら

カミングアウトとは、セクシャルマイノリティの当事者が、自らの意志でセクシャルマイノリティであることを公表することです。もし、あなたが大切な人からカミングアウトされたなら、どんな対応をとりますか? プライベートで、職場で、家庭で、カミングアウトされたときの対応に自信がありますか?

今年で31回目の”カミングアウト・デー”

1987年10月11日、アメリカ・ワシントンDCで、ゲイ・レズビアンのワシントンマーチが行われました。 ”カミングアウト・デー” は多くのLGBT活動団体が生まれるきっかけとなったこの日を記念しています。日本では、あまり馴染みがないかもしれませんが、”カミングアウト・デー” は今年で31回目 。

そんなに珍しくないセクシャルマイノリティ

セクシャルマイノリティはごく少数で特別な人たち、と思っている方もいるかもしれません。でも、日本におけるセクシャルマイノリティの割合は、13人に1人といわれています。これは、左利きの人やAB型の人とほぼ同じ割合です。結構いますよね。

カミングアウトされた事実だけを受け止める

私には、カミングアウトされた経験が1度だけあります。でも、なんとなく、そうなんだろうなという予測があったこともあり、「あ、そうなんだね」と答え、関わり方も以前と変わりない感じでした。

予測がなければ、びっくりするかもしれませんが、セクシャリティの違いは個性の一部分にすぎません。だから、その事実だけ受け止めればいいのではないかと思います。

なぜ、自分にカミングアウトしてくれたのか考えてみる

カミングアウトした方にしか、それまでの葛藤やカミングアウト後の気持ちはわからないと思いますので、軽々しいことは言えません。でも、相当な覚悟がいることだけは想像がつきます。

カミングアウトすることはリスクが大きいと考えられているにもかかわらず、なぜ、自分にしてくれたのだろう…。そのことを考えるだけでも、カミングアウトした方が、自分を信頼してくれ、必要としてくれているんだなと感じると思います。

アウティング(暴露)は絶対にしない

2015年4月、一橋大学法科大学院において、同性愛の恋愛感情を告白された相手が暴露(アウティング)をしたため、カミングアウトした学生が投身自殺をしたという事件がありました。

アウティングとは、LGBTなどに対して本人の同意を得ずに、公にしていない性的指向や性同一性などの秘密を暴露することです。

おそらく、カミングアウトする方は必死の思いでされていると思います。そして、信頼しているからこそ、カミングアウトするのだと思います。その行為を裏切るアウティングだけは絶対してはいけない!人として、これは絶対許されません。

カミングアウトのハードルを下げるには

2015年11月、東京都渋谷区と世田谷区でスタートした同性パートナーシップ証明制度。今は、渋谷区と世田谷区に加え、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、那覇市、札幌市、福岡市、大阪市、東京都中野区の9市区で、同性パートナーシップ証明書の発行が行われています(2018年9月現在)。2019年には、千葉市、さいたま市で同様のサービスを開始するそうです。

渋谷区からジワジワ広がりつつあるLGBTの理解。しかし、まだ全国で9市区しか認められていないのが現状です。

カミングアウトのハードルを下げるには、同性パートナーシップ証明制度がどこの自治体でもスタートすること、それが当たり前になること、そして、私たち自身が、異性を愛することが当然という価値観を改めることが必要なのではないかと思います。

もし、カミングアウトされたなら

10月11日は ”カミングアウト・デー”。この日だからこそ、カミングアウトする方もいるかもしれません。もし、カミングアウトされたら…その事実だけ受け止めましょう。そして、セクシャリティはその人のほんの一部分であることを自分の中で確認するといいかもしれません。