私のトレードマークは?
私は24歳にして、黒髪ロングストレートです。髪を染めたことがなく、また、パーマを当てたこともありません。ですが、高校1年生の頃からほとんど切っていない後ろ髪は1時期、床に座るとその床に毛先が付いてしまうほどに長かったです(ちょうど1ヶ月前くらいに15センチほど切りました)
Perfumeのかしゆかさんの髪型をイメージしてもらうのがいいと思います。実のところ私も、かしゆかさんの髪型に切ってくださいと言っているので……。
このトレードマークは潰さない!
私の高校は至って普通の進学校で、校則として髪を染めることも、パーマをかけることも禁止でした。しかし、高校を卒業してからも私はただ髪を伸ばすだけで、特に何をするわけでもなかったし、何かしようと思ってもいなかったです。最初は染めたり、パーマをあてることが面倒でしなかっただけなのですが。それがなぜ、今でもこの髪型でいるかというと、ある程度伸びてきた時に、なんだかもったいないし、せっかくの個性を潰してしまうような気がしたからです。今ではある意味、私のトレードマークになっています。
そして実際、みんな私のことをすぐに覚えてくれます。ある服屋さんで、ショップ店員さんに、
「この間も来てくださいましたよね、髪が長ったから印象に残ってました!」
と言われ、すごく嬉しかったし、得しているなと思いました。
「あなたのトレードマークは何ですか?」
みなさんは何かトレードマークがありますか?自分を自分の中で自分らしく表現することはとても良いことです。芸能人の人が雑誌で「あなたのトレードマークは何ですか?」というような質問も受けたりもしていますが、私たちも自分の特徴をすぐに出せるなら、それはとても良い個性だと私は思っています。
そう考えると、髪を染めたりパーマをかけることも、その人の個性になり得ます。よく、「みんな他人の意見や流行りに乗せられて、同じようにしか見えない」という話も聞きますが、最近はそこまでないですね。ベターがあまり認められなくなり、みんなが自分の個性を探すようになったのでしょうか。
個性は探せる
それでも、何かの真似から始まっても私は構わないと思っています。私だって「かしゆかさんの髪型にしてください」と言っていますからね……。それでもそれを貫き通せば、もしかしたら、その真似が、いつか自分のものになるかもしれません。
逆に、ころころ髪色を変えたり、メイクの仕方を変えたりする人もいます。私はそのタイプではないのでよく分かりませんが、何度もスタイルチェンジしている人を見ていると毎回新鮮味があって「次は何でくるのかな?」と楽しみになります。
変えることが個性か。変えないことが個性か。
変えることだってその人の意思であり個性で、変えないことだってその人の意思であり個性です。服のことを考えると分かりやすいですね。たくさんのジャンルを持っていて、その日の気分で自分をアピールしていく人もいれば、好みを貫き通して、結局それがその人のスタイルになったりする人もいるからです。
ちなみに私は後者で、タンスの中を見ればブルー系の服だらけです。
個性を楽しみ、個性を待つ。
私たちは無意識に自分の好みにはまっていきます。それでも、その「好き」が1番、個性を出すきっかけになるし、自分も、自分を見る人も楽しめるのではないでしょうか。
個性は探さなくても大丈夫だと思います。自然と身につくものもあれば、小さなきっかけが自分を惹きつけていくこともあります。だからこそ、そこに色がついていけば、自分の個性が光っていくのではないでしょうか。
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。