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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

40℃近い猛暑日。伝統が大事か?命が大事か?夏の甲子園!

命にかかわる暑さの中で高校野球は危険!

全国各地で35℃〜40℃近い猛暑日が続き、天気予報でも「命にかかわる危険な暑さ」と毎日伝えています。もうすぐ夏の甲子園が開幕。この猛暑の中で球児や応援団、観客の方が熱中症になってしまう危険も心配されます。

甲子園球場のグラウンド、日中の暑さは約50℃!

35℃以上の猛暑日の中で試合をする球児たち。そのグラウンドの気温はどのくらいあるのか知っていますか?時間によって変わりますが、日中では約50℃近い暑さになるのだそうです。その中で試合をする球児たちの体調が心配でたまりません。

足をつる選手も続出

試合中に足をつる選手も多いのが目立つ高校野球。ピッチャーがよく足をつり、ベンチから仲間がコップ1杯の水かドリンクを持ってきたりする光景も見られます。
熱中症による症状で、しっかり水分を摂取していたとしても、長時間50℃近いグラウンドに居続ければ暑さでフラフラになるでしょう。本当に命に関わることにならないか?が心配です。

ベンチにはクーラーも設置してあり、観客席にテントを設置

甲子園球場のベンチ裏には冷房が設置してあるのだそうです。これは野球好きの僕も最近まで知りませんでした。

それでも暑いかも…

とはいえ、クーラーのある場所にずっといるわけにもいかない。攻撃中は仲間を声を出して応援したい気持ちの方が強いはず。試合のことで頭がいっぱいで水分補給のことを忘れてしまい、十分に取れていない選手もいるかもしれません。なので、球場アナウンスやバックスクリーンなどに…

「水分補給をこまめに取ってください、熱中症に気をつけてください」

と、注意を呼びかけているのです。

地方球場では簡易テントやミストなど

地方大会中も応援団や観客の方が熱中症で倒れて救急車で搬送されるニュースも多いです。地域によって観客席などに簡易テントを設置したり、ミストシャワーを設置したりと熱中症対策をしています。

伝統が大事か?命が大事か?

さて、問題となるのは高校野球は甲子園球場で開催するという伝統を高野連は守るのか?命に関わることが起こってからでは遅いのです。全校応援を自粛するなどの検討も上がっています。

ドーム球場で開催、ナイターで試合という希望の声も

「高校野球=甲子園球場」というイメージがあります。甲子園球場で試合をしないと高校野球ではない、という方もいるでしょう。でも、もし試合中でに選手、審判団、応援団の誰かが熱中症で万が一死者が出てしまっては夏に高校野球は開催できなくなると思います。

そこで

・空調設備のある甲子園に近い京セラドーム大阪で試合をする
・日中を避けてナイターでの試合をする

といった声も上がっています。

大阪府教委がナイターを要請した

7月20日に大阪府教委は日本高校野球連盟に「試合時間をずらす」といった検討を要請したとのこと。

京都地方大会で初のナイター試合を実地

7月23日、京都の予選大会で初のナイター試合が行わました。第3試合目から2時間試合時間を繰り下げて試合を開始し、第4試合「鳥羽-立命館宇治」の試合開始時間は午後7時1分となりました。
高校野球で初のナイター戦、夜のライトでの試合に慣れてない球児たちもいるかもしれなく、フライ球も取りにくくてやりづらいかもしれませんが、暑さを考慮したこのナイター開催には「よく決断してくれた」との声が多かったのです。

サッカーも猛暑で中止に

そしてサッカーの話に変わりますが、7月22日の東海社会人サッカーリーグ1部の公式戦が猛暑のために中止になりました。これにも「賛成」の意見が多く、そして「高野連もこれを見て高校野球も対策を」といった多数の声が寄せられています。

このように高校野球だけでなく、野外スポーツは猛暑での試合を中止にすることも検討しなくてはなりません。

今年の100回記念を迎える夏の甲子園ですが、来年からはドーム球場やナイターなどの試合時間の対策などが必要になってくると思います。それでも高校野球は甲子園という伝統を守るのでしょうか?

もう1度言います。何度も言います。もしも何かあってからで動くのは遅いのです。 命に関わることです、対策を徹底してもらいたいと願います。