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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

岩手に新星現る!大船渡高校2年生エース佐々木朗希投手

球速では大谷を超える154km/hをマーク。将来が有望視される本格派右腕

7月10日、高校野球岩手県大会2回戦屈指の好カードといわれた大船渡ー盛岡三。
この試合にてプロも注目する大船渡高校2年生、佐々木朗希投手が最速154km/hの速球を武器に11奪三振2失点の力投を演じ、シード校を破っての初戦突破を果たしました。

私立の強豪校ではなく地元の公立へ。なぜ?どうして?

岩手県には菊池雄星や大谷翔平でおなじみの花巻東がありますが、佐々木投手は花巻東の選手ではありません。
所属高校は地元の大船渡高校。
佐々木投手はなぜ大船渡高校で野球をしているのでしょうか?

あの大阪桐蔭の監督も幾度となく視察へ。140キロ中学生

佐々木投手は中学時代は軟式野球をやっていましたが、その当時の最速が141km/h。
まぎれもない逸材ですが、大阪桐蔭の西谷監督が何度も視察に訪れていたそうです。

当然のごとく他の強豪校も黙ってはおらず、幾多もの誘いがあったそうです。
しかし、それらの全てを断って地元の大船渡へ。

その決断を支えていたのは「中学の友達と一緒に甲子園に行きたい」という強い思いでした。

50m5秒9の快速。1番ピッチャーの二刀流

佐々木投手は150km超の速球を放る豪腕投手ですが、野球選手としての素質はそれだけにとどまりません。
なんと50m走は5秒9!足も速いのです。

その俊足を活かしての1番起用ということです。

ライバルは横浜高校及川雅貴投手!なんと携帯の待ち受けにも

そんな佐々木投手ですが、同世代にライバル視している選手がいます。

横浜高校の及川投手ですが、最速152km/hの本格派左腕です。

携帯の待ち受けにするほどの執念深さで、絶対に負けたくない気持ちが伺えます。

経歴が対照的な二人。エリートと雑草

今でこそしのぎを削る両投手ですが、その経歴は対照的です。

まず佐々木投手ですが、野球を始めたのは小学校3年生のとき、地元の高田小学校でした。
しかしながら東日本大震災に見舞われ、家を流されるなどの被害を受け、大船渡市に引っ越しをしました。

中学は大船渡一中で軟式野球を。そして現在の大船渡高校に至ります。

一方の及川投手。小学校の時は千葉ロッテジュニアに在籍。
中学は匝瑳リトルシニアに在籍し、淡々と実力をつけ、横浜高校に進学しました。

雑草とエリート。二人は対照的な半生を歩んでいます。

スカウトも絶賛!間違いなく2019ドラフトの目玉選手

紆余曲折を経て現在に至る佐々木投手。
スカウト評は上々です。

盛岡三戦は5球団のスカウトが視察に訪れました。

楽天・宮越スカウト:「本物。今年でもドラフト1位候補。来年は155キロを超えるんじゃ…。どこまで伸びるか分かりませんね。身体能力は高いし、球もまだ速くなる。来年は横浜の及川と双璧になる。」

阪神・葛西スカウト:「今年のドラフトでも1位になれるくらいの素材。2年生で154キロが出るんだから、伸びしろはいっぱいある。フォームが安定すれば、もっとスピードは出る。大谷、菊池レベルの近くまで来ている」

広島・近藤スカウト:「大谷に2年生の時は、これぐらい投げていた。このままケガをしないえ投げられれば、大谷2世と言えるくらいのインパクトはある」

絶賛の嵐です。
怪我だけが心配なので気をつけて精進してくれることを願います。

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