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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

頻繁に使われるリクエスト。審判の存在も問われる…。

ビデオ判定が多すぎると感じる試合が目立つ今年のプロ野球

今年のプロ野球の新ルールとして、監督から審判にビデオ判定を要求できる「リクエスト」が使われています。1試合に最低1回は使われる事が多いリクエスト。ビデオ検証の結果、判定が覆ることが多いのも目立ちます。

アウトか?セーフか?の微妙な判定でよく使われるリクエスト

リクエスト要求が多いシチュエーションは、走者にタッチアウトしたか?とか守備側がベースを踏んでいなくて、「アウト」とコールされた場合など、このような微妙な判定にリクエストが使われることが多いのが今年のプロ野球です。

球場のオーロラビジョンで選手、観客全員がビデオを観れる

監督からリクエスト要求があると、審判員4人が集まり裏口に行きます。そして責任審判から
「○○監督よりリクエスト要求がありましたので、ビデオ検証します。しばらくお待ちください」
とマイクでお知らせがあります。

すると、球場内にあるバックネット裏のオーロラビジョンで選手や観客もその判定を観れることができるのです。

数コンマ1秒の微妙な判定が結構分かる

ほぼ全員がリクエスト判定を観ていて、「おおー!!」と大きな歓声が起こります。
ほんの数コンマ1秒ぐらいの微妙な判定でも、ビデオのコマ送りで結構分かるもので観客の皆さんも納得できるのです。

審判の存在が…

これだけ微妙な判定でリクエストが頻繁に使われると、審判の存在がいるのか?と思ってしまうことも。
「自分の判定が信用できないのか?」
と思う審判も、もしかしたらいるかもしれません。

でも半分以上は判定が覆る事が多いリクエスト。1試合で4回も5回もビデオ判定が使われた試合もあって、試合時間が長くなることも多いです。

オリックス―ソフトバンク戦での誤審

ニュースで騒動になったのが6月22日に行われたオリックス―ソフトバンク戦で、ソフトバンクの中村晃選手が打った打球がポール際ギリギリの場所に入り、ホームランと判定されました。しかしオリックス側が「ファールだ」とリクエストを要求しましたが、判定が覆らずそのままホームランとなったのです。そして試合後に打球がファウルだったと分かったことが問題となりました。
これにオリックスはNPB日本野球機構に「試合を続行してほしい」などの要求をしましたが、試合は成立したことになってしまったのです。

ビデオ検証しても誤審とは…

ビデオ検証は審判員4人で確認しているのだと思います。それとも他に確認する方がいるのかもしれません。
ポール際ギリギリの打球がホームランか?ファウルか?の判定で、何回も確認してホームランと決まり、試合後に再確認したらファウルだったと認めた審判団。

もし審判員を外野に2人置いて6人体制にすると、今度は人件費などが問題となってくるのでしょうか。

誤審が続くと信用がなくなる

誤審が多くなると、「審判は何をしてるんだ!」という声がファンから飛びますし、監督や選手も審判の判定が信用できなくなって頻繁にリクエスト要求が多くなるかもしれません。

審判もプロの仕事です。一生懸命頑張って審判の勉強を学習してプロ野球の試合を担当しています。

が、前半戦が終わった時期に結構リクエストで判定が覆ったということは、リクエストのルールが無かった過去のシーズンでは何回の誤審があったのか?と思う方もいるでしょう。

もしも審判員がいなくなり、すべてビデオ検証になってしまわないように、際どい判定をジャッジするのはプロの審判の目でも難しいかもしれませんが、全員が納得するジャッジができるように対策などを練ってほしいものです。