プロ野球はスケジュール的に月曜日が基本移動日となり、火曜日〜日曜日で6連戦するというのが多いです。3連戦が終わった木曜日に試合が終わると、すぐに新幹線や飛行機で移動し、次の球場へ向かうという結構ハードなスケジュールをこなさないとプロの選手は務まりません。
しかし、つくづく思うけど、
プロ野球選手って過酷よね。
週1休みで時間制限なしで毎日毎日試合するんだから。
しかも移動しながら。レギュラー野手ともなると大変。
体力と気力の勝負。
大リーグなんかもっと過酷…。
— たけうま@カープ (@takuma_thanks) 2016年5月6日
ざっくり
セ・リーグは東は東京から、西は広島まで
セ・リーグは東京に巨人とヤクルトが本拠地を置き、横浜にDeNAと関東に3球団が固まっています。
そして中日がナゴヤドーム、阪神は甲子園とやや関西に2球団、そして広島が1番西日本に本拠地を置いています。
東京と広島へ移動すると約800キロ
セ・リーグでは東京と広島が1番離れていますね。
セ・リーグは東は東京、西は広島ですから東海道・山陽新幹線で移動できる範囲ですね。それに対しパ・リーグは北は札幌・西は福岡と広範囲に及びます。
— 新快速東京行き (@hankyu6450) 2018年6月10日
試合スケジュールにより、東京と広島はおよそ800キロあって、1日で移動しなければならない場合もあります。
そして次の日にはもう朝には練習を開始してそれから試合をするというわけで、普通は移動の疲れで休みたいでしょうが選手たちは観光ではなく仕事で移動しているわけです。
1番離れている東京の巨人とヤクルト、広島カープが試合を連戦で組まれると長い移動時間が待っているのです。
昨年の8月、広島カープの移動距離がトップ!
昨年セ・リーグ2連覇を果たした広島カープ。昨年8月の移動距離データを調べてみると、カープが3,885キロと1番でした。それでもセ・リーグ優勝を成し遂げたのだからカープは本当に強かったのですね!
【やはりカープは凄かった!】
これは昨季8月の
セ・リーグ移動距離なのですが、広島:3885㎞
ヤク:3216㎞
巨人:2024㎞
阪神:1924㎞
中日:1618㎞
横浜: 400㎞カープにとっては魔のロードでした😱
しかし、結果は連覇!
やっぱりカープ凄いです!😆 pic.twitter.com/OMqu5vLcVS— カープファンを右に (@ROBINSON9019) 2018年1月26日
パ・リーグは北海道から福岡までと広い
そしてパ・リーグは北海道日本ハムファイターズ、宮城に楽天、埼玉に西武、千葉にロッテ、大阪と神戸にオリックス、福岡にソフトバンクとセ・リーグよりも結構散らばっている感じがします。
北海道と福岡の1日移動は大変!
1番距離が離れているのが日本ハムとソフトバンク。
北海道から1日で福岡まで、その逆もありますが、スケジュールによって休みなしで移動することもあります。
北九州から札幌の移動って大変そうやけど、案外飛んだらすぐなんかな
昨日試合終わってすぐはさすがにないか
今日の午前中出発かな
ソフトバンクとか本拠地で移動日なしで北海道とかあるんかな???
しんどすぎ
— 上州のイチロー今季6勝6敗 (@buffaloesfan8) 2016年7月20日
2,000キロの距離を1日で移動する日もある
ちなみに北海道と福岡の距離は約2,000キロと、まさに日本列島を横断してますね!
セ・リーグの東京〜広島の約800キロと比べると、はるかにパ・リーグの移動距離がハンパないことが分かります。
パ・リーグって移動距離長いよね!福岡から北海道まで!
— 太郎🦍 (@tarou_009) 2017年10月29日
メジャーリーグはもっと過酷な移動距離!!
そして、視点をメジャーリーグに向けてみます。
メジャーリーグはアメリカンリーグとナショナルリーグの2リーグがあって、西地区、中地区、東地区の3つに分けられています。
そして試合数も日本の143試合に比べ、162試合もこなさないといけないし、交流戦もあってアメリカ全土を飛び回るのです。
ア・リーグ西地区が1番移動距離がある
ア・リーグの西地区はロサンゼルス、シアトル、テキサス、オークランド、ヒューストンの5地区。
シアトルといえばイチローのいるマリナーズがあって、ロサンゼルスは大谷翔平選手が今年入団したエンジェルスです。そして1番移動距離が多いのもこのア・リーグの西地区なのです。
移動距離が長いチーム1位にマリナーズ、3位にアナハイム・エンジェルスが入ってます。
マリナーズは1年間の総移動距離が約50,000マイルになるのだそうです。
これは地球を2周半周っているという計算になって凄い距離を移動しているのですね。
これを聞くと、日本のプロ野球の移動距離が短くみえちゃいます。
よって、カブスはメジャー30球団のなかでも、移動距離が一番短いのです。今シーズン、カブスのレギュラーシーズン全162試合での移動距離は2万4440マイル(約3万9104キロ)。逆にもっとも距離が長いのはシアトル・マリナーズで4万7503マイル(約7万6005キロ)。 https://t.co/5Ra73QFPCD
— 橋本大 (@dai__hashimoto) 2016年12月18日
大谷翔平選手も時差ボケで「眠かった」
大谷翔平選手も今年メジャーデビューを果たし、大活躍しています。がしかし、肘に違和感があって手術をするかもしれないというニュースも飛んでいます。
そんな大谷選手も1回長い移動で「眠かった」と報道陣の前で答えていました。
それはメジャーリーグで1つだけカナダに本拠地を置くトロント・ブルージェイズ戦があるため、飛行機で約4,000キロも離れ、しかも国境を超えるという過酷な移動が待っていました。
そのブルージェイズの試合で3打席無安打だった大谷選手。
約3時間の時差ボケで「眠かった」と報道陣の前で話してくれました。やはりメジャーリーグの移動は相当過酷なのですね。
ヤンキース戦見てて翔平くんちょっとやつれた?と思って、更に録画見て気付いたんだけど、目の下にクマできてない?👀トロント初戦では「多少眠いかな」て言ってたし、連戦の疲れもあって、時差ボケが結構きてるんじゃ😨#大谷翔平 #shoheiohtani #Ohtani #Angels #jetlag ? pic.twitter.com/yLlmCp4qji
— ショイ✴︎Everyday ShoTime (@everydayshotime) 2018年5月26日
野球選手は1年間、試合や移動、そして身体のコンディションを大事に考えないといけないし、移動だけで疲れていると戦力外は当たり前です。
このように野球選手は試合以外にも移動距離との戦いも待っているのです。
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。