腸管に穴が開く、緊急手術も必要で危険な状態のこと。
4月初旬に僕はクローン病の悪化と思われる腹痛で入院することになりました。採血結果の数字が以上に悪く、食欲不振や38度以上の高熱もあったので、主治医から入院を進められました。みんな「よくここまで耐えたね、大丈夫だったの?」と聞かれるぐらい酷い状態でした。
《消化器》
クローン病の特徴的所見
肛門病変
skip lesion敷石像
全層病変
非乾酪性類上皮性肉芽腫
穿孔苦労して校門までスキップするも石につまずく所を全て悲観的な憎き先公に見られる
— 青森理Ⅲ12M ゴロbot (@12mgoro) 2016年9月22日
ざっkぃーさん、返信遅くなりました😣
弟さんもクローン病なのですね。
腸穿孔は本当に痛かったでしょうね…😣💦
緊急手術は僕も経験があるので、よくわかります。無事に復帰できるといいですね✨
— しんちゃん【みえIBD患者会 副会長】 (@IBD_Tribe) 2017年12月17日
ざっくり
CT検査で腸管に穴が空いていた
入院翌日にCT検査を行い、そのまま夕食を食べている時でした。看護師さんが大急ぎで僕の食事を見て、電話で主治医に何かを伝えていました。
急に絶飲食に…。緊急手術の可能性も。
夕食を食べ終えたら、すぐに点滴と採血が始まり、絶飲食となったのです。
ここで僕は、
「検査結果が凄く悪かったんだろうな…」
と、うすうす感じはじめた頃に主治医が僕の病室にやってきて、
「どうね?お腹凄く痛くない?大丈夫?緊急手術の可能性がでてきたから」
と言ってきたのです。
「緊急手術」との言葉に呆然…。怖さで大泣きしてしまったのをよく覚えています。
穿孔という症状
お腹の左下がいつも痛かったので、ここの腸管に穴が空いていたとの診断を受けました。
これを「穿孔(せんこう)」と呼びます。
クローン病患者の合併症の1つであり、場合によっては緊急手術をするかもしれない怖い症状です。
17日小腸穿孔がCTで発見。即日、緊急手術。思わぬ展開。#クローン病
— くまただ (@tkuma77) 2017年11月19日
緊急手術はなんとか回避。翌日から絶食生活。
先生たちの話し合いの結果「絶食」
主治医と外科の先生たちのカンファレンスによって、
「緊急手術は今のところ必要はない」
と決まり、翌日から絶食生活となりました。
抗生剤の点滴とIVH治療
強い抗生剤の点滴と朝と夜に1回、そして「IVH」という高カロリー輸液を補給する治療が始まりました。
「IVH」は首にある太い血管からカテーテルを心臓近くまで入れる高カロリー治療法で、潰瘍性大腸炎やクローン病患者の方が入院中にお腹を休めるときの治療法の1つです。
クローン病
数年前から下血があり、診察内視鏡検査から細胞診でクローン病と診断されました。
腸の状態はまだ軽い方でしたが痛みがひどくレミケードを打ってもらい、アレルギーからヒュミラへ 忙しさから下痢や下血から栄養が吸収も出来ずIVHで入院しました。一月で退院したけど調子は微妙。— 病弱爺 (@kyoukuron) 2017年5月4日
深い潰瘍で起こるクローン病の穿孔。腹膜炎にも注意!
クローン病は口から腸までの消化器官のあらゆる場所に深い潰瘍を作る難病です。
腹膜炎にも注意!!
穿孔ができると、そこの穴から内容物が漏れてしまうため、腹膜炎も起こしてしまい、命に関わるかもしれない怖い症状です。
絶食してお腹を休めること
緊急手術が必要な場合と、僕のケースのように緊急手術を必要としない場合があります。抗生剤の点滴、絶食でお腹に負担をかけないことが1番の治療法です。
これが今回の入院で治療が約2ヶ月ほどかかりました。CT検査を何回も受けて、完全に治ったわけではないですが症状が良い傾向に向かっているとのことで、なんとか手術をせずに退院することができました。
約20年クローン病と付き合っている僕ですが、今回の穿孔という合併症は命の危険もある怖い病気なのだということを改めて知りました。
ただ穿孔下血タイプのクローン病は、短時間で大量出血する可能性あるから危険ちゃ危険。
トイレでぶっ倒れて、天井グルグル回って動けなくなったことある。
倒れたの病院だったし大声で人呼べたからいいけど。手足が丸まって、血の気が引いて意識飛んでく急患の友達見たことあるから、あれは怖い
— Yoh (@zero_01_one) 2016年1月27日