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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

カードからQRコードへ、進む「キャッシュレス決済」

キャッシュレス化の流れはカードからQRコードへ

アメリカや中国で大きく進んでいる、現金を使わない決済方法「スマホ決済」。
QRコードを利用したもので、アプリでダウンロードしたQRコードを支払い時に読み取らせ、紐付けしておいたクレジットカード経由で支払うものです。

今回は、QRコード決済の利便性と危険性について考えてみようと思います。

キャッシュレス化の利便性

買い物に現金を使わない時代が到来しつつあります。レジの前で細かい小銭を用意しなくても一瞬で支払いが完了します。

煩わしい現金払い

キャッシュレス化の流れに乗って、クレジットカード、プレペイドカードなどによる支払いが増えました。

そして今、さらに時代の先を行く支払い方法に、スマートフォンにダウンロードしたアプリを使って行うQRコード決済があります。

QRコードで決済を済ませることには多くの利便性が期待でき、同時に危険も潜んでいます。

LINE Pay

国内での登録ユーザー、2017年の段階で3000万人を超えるLINEPay。
便利な機能を多数備えています。

クレジットカードの情報と紐付けすれば、アパレルのZOZOTOWNや、ネット書店のhontoなどのネット通販に利用できます。

リアルでも利用できる店舗も増えました。
和民でも使えますし、セイジョー、セガミ、メガネスーパーでも使えるようです。

友だちとランチの割り勘も、全員で支払い担当に自分の代金をLINEPayで送れば、1人が一括して支払えば済みます。

具体的な利便性

現金を持ち歩かないため、荷物が軽くなります。
財布を盗まれません。

小銭が減るため煩わしさから解放されます。
決済に使用したスマートフォンに自動で家計簿が作成される、などの利便性もあります。

買い物履歴などの情報流出を嫌う向きは多くありますが、自分の傾向を把握させることでクーポンの発行や品揃えに自分の嗜好を反映してもらうこともできます。

キャッシュレス化の危険性

利便性が受け入れられ、世界の様々な地域でQRコード決済は普及しています。
しかし、その危険性についてはあまり語られていません。

お金が見えない

電子データとしてのお金ですから、スマートフォンの画面に表示される数字だけがお金の指標となります。お金を使ったという自覚が薄くなる傾向にあります。

それが使い過ぎにつながることがあります。
しかし、お金はその起源から単なる概念です。

紙幣が誕生したときも「こんな紙切れ」との声に反応して日本銀行の印を入れ、100円札なら100円の価値を付けたと言われます。

電子データの情報に金額の概念が育てば、使い過ぎも減っていくでしょう。

経済産業省の取り組み

キャッシュレス化は世界的な流れです。
先進国のなかでも日本のキャッシュレス化は低い水準にあり、乗り遅れていると言っていいでしょう。

経済産業省は「クレジットカードデータ利用に係るAPI連携に関する検討会」を発表しました。

キャッシュレス社会を進めるために

キャッシュレス社会が進むことで、現金を大量に流通させる必要がなくなります。
銀行も大型のATMを何台も設置する必要はなくなり、小売店では強盗などの犯罪の抑止に繋がるでしょう。

消費者の買い物履歴を把握し、そのデータを今後の経営方針に使うこともできます。
便利という点でキャッシュレス化は好ましいことです。

しかし、デメリットにも目を向けなくてはなりません。

電子データのお金、スマホがウィルスに感染したらどうなるの?
スマホが破損しても中のお金は大丈夫なの?

これらの心配はすでにクリアされているのかもしれませんが、こういう細かい不安を取り除くことが、さらなるキャッシュレス社会の進展に必要とされるのではないかと思うのです。