アドラーの心理学。
普段あまり書店へ足を運ばない方も知っている人は多いでしょう。
そう、アドラーといえば青色の表紙が印象的な「嫌われる勇気」。
19世紀の精神科医アルフレッド・アドラーの思想を現代人にもわかりやすく紹介している良著です。
アドラーは「対人関係から解放されれば、すべての悩みを消すことができる」と、人間の悩みの全てはシンプルに”対人関係”であると断言しています。
「褒められたい、認めてもらいたい、共有したい…」
このような感情は、「自分にしか関心が向いていない自己中心的な考え」であり、「人から承認を得るのではなく、他の人を信頼し、貢献することこそ大切」と訴えるアドラー。
「他者は、あなたの期待を満たすために生きているのではない」
この言葉にハッとしたと話す読者も多く、130部のベストセラーとなっているだけあって、きっと何かしら考えさせられる一冊になるのでは?…と、思う反面「そんな簡単に認められたら苦労はしねーよ!」とアドラー意見に対し難色を示す人も多そうだなぁと感じました。
だってこのアドラーの考えって身体的にも精神的にも「健康である人」が前提のように思えて仕方がないのです…。
うーむ。
やはりここにも「合理的配慮」の必要性が潜んでいるような気が…?
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