昨シーズン9、10月度の月間 MVP。
20試合で4番。リーグトップの23打点。
得点圏打率 .480。殊勲安打数 10本。
シーズン終盤の広島カープを救ったと言われる、松山竜平選手。
今回縁あって、昨シーズン終盤に爆発的な活躍をみせた、鹿児島県曽於郡大崎町出身の松山選手の自主トレ―ニングの様子を見学、取材させていただきました。
なぜ、地元大崎で
今年で6年目を迎える地元大崎町での自主トレ。
ここ大崎で、自主トレを行う理由…それは、地元の方のサポートが大きい、と松山選手は言います。
特に、自主トレのコーディネートをされている、「松山竜平会」「あすぱる大崎」の大野隆行さんの存在が大きく、とても信頼しているとのことでした。
勝負強さの秘訣は
松山選手と言えば、「チャンスに強い」というイメージがあります。
実際、昨シーズンの9、10月に関しては、ほぼ 1/2 の確率で、チャンスの場面で打点をあげています。
「たまたまだよ」と語っていましたが、やはり秘訣はあるはずと、どのような気持ちで打席に入っているのかを聞くと、「平常心」という言葉が返ってきました。
特に、集中しようとはせず、平常心。
言うのは簡単ですが、実際はとても難しい…。
打席に入るまでの準備をしっかりしているから、自分を信じているから、この10年積み重ねたものがあるから、平常心で打席に入れるのではないか、と思いました。
不振から脱するきっかけは
序盤、なかなか調子が上がらず、2軍生活もあった昨シーズン。
バッティングフォームを少し変えていたと言います。
簡単に言えば、あまり足を上げずにタイミングを取っていたとのこと。
でも、そのフォームで結果が出ず、しっくりこなかったことで、再びフォームを見直すことにしたそうです。
そこでの再発見。
自分のバッティングは、足を上げないとうまくいかない…。
タイミングの取り方を掴んでから、徐々に巻き返していき、最終的にはキャリアハイの
(打率) .326 (本塁打) 14本 (打点) 77
でも、松山選手はこの結果に対して、全然満足していません。
シーズンを通して
昨シーズン、120試合に出場しましたが、規定打席には到達できませんでした。
終盤は中心選手としての活躍をしたものの、完全にレギュラーを取れたという実感はなかったようです。
怪我なく、調子の波を小さくして、1年通してプレーすることが大切と語っていました。
今シーズンの目標は
セ・リーグ3連覇。日本一。個人的には、100打点。
これが、今シーズンの松山選手の目標です。
普通にできれば、100打点は稼げるはずと、とても冷静に語っていました。
昨シーズンで大きなものを掴んだのではないか、とその口調と表情を見て感じました。
確固たる自信があるのだろうと思いました。
おわりに
今回、プロ野球選手にとって、とても大切な時期に見学、取材を快く受けて下さった松山選手はじめ同僚の土生翔平選手や関係者の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
元高校球児で野球大好きな自分にとっては、とても贅沢な、そして楽しい時間となりました。
松山選手の練習する様子、表情、お話の中で感じたことは、今シーズンは必ずチームの中心選手として活躍するという決意。
間違いなく、シーズン通して、広島カープの背番号44が躍動すると思います。
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