自然いっぱいの場所は好き!ゆったりとした気持ちになるし、今の季節は特に心地いい。けれど、車いすに乗っていると行ける場所も、楽しめる範囲もかなり限られているもので…。
苫東・和みの森運営協議会(大井正美会長)は23日、苫小牧市静川の苫東・和みの森で、車椅子利用者を招いて木道の走行会を開いた。
なんということでしょう!森林を車椅子で歩くなんで考えてもみませんでした。これはかなり気になる取り組みです!車いすユーザーは、自然と触れ合いたいのに山道に行くことができず残念な思いをしている方も多いのです。
それにしても「苫東・和みの森」、皆さん読めましたか?(笑)「とまとう・なごみのもり」(笑)。苫小牧(とまこまい)は知っていましたが、苫東という地域もあるんですね!普段鹿児島という南国に住んでいると聞きなれない地名がなんだか新鮮です!とまとう。
わたなべもも先生のフォトレッスン、野外レッスンは森林植物園だそうな… ○rz ガクッ・・・ あそこは山だから坂道も急で紫陽花園に行くまでの急勾配に電動車椅子でも無理なんだよね(涙
— スゥ🍄 (@lovefavorite) May 5, 2016
木道は2008年から車椅子利用者も森林内を散策できるように整備を進めている。幅1・8メートルで、全長180メートルのうち170メートルが完成。車椅子同士がすれ違ったりUターンするためのスペースを4カ所設けた。10月のオープンに向けて順調に工事が進んでいる。
車いす利用者が何人も来れるよう、そして2008年から整備が進められていたことに感激しました。
大井会長の言葉が感慨深いです。
大井会長は「木道作りのための草刈りから始めたときは何十年かかるのか心配だったが、やっと完成。たくさんの人に来てもらいたいので、オープンまで改良を重ねたい」と話していた。
この記事を読んで、幼いころに家族で登山をしたことを思い出しました。
自分を抱えて登る父の姿に、嬉しさや楽しさよりも正直「はやく頂上に着いて!休んでー!」とひたすら考えていました。
以前HIFUMIYO TIMESで紹介しました、車いすでも楽しめるマリンスポーツ。
こういった取り組みなど、設備が整い、車いすで来てオッケー!と迎え入れてくれるような場所は介助者の負担も、車いす利用者自身の全力で楽しめない気持ちも軽減されます。
これからもどんどん車いす利用者だけでなく、より多くの人が楽しい!を満喫できる場所が増えることを願います。苫東・和みの森、いつか行ってみたいなぁ♪
http://www.tomamin.co.jp/20160741000