2018.6.10:フリーペーパーVol.27発刊!

ストーマ、そしてオストメイト用トイレをもっと知ってほしい!!

最近、大型スーパーや病院、駅、サービスエリアなどで見かける個室型のトイレ。身体障がい者用トイレとして、身体の不自由な方が安全に使えるようにと、広々とした部屋にスリープなどを付けています。そしてもう1つ、オストメイト対応のトイレも設置している場所も増えています。

ストーマの意味知っていますか?

消化器官の病気や大きな事故などで、肛門や膀胱が使えなくなり、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)という排泄口をストーマと呼び、ストーマを持っている方をオストメイトと呼びます。

主に、人工肛門のことについて紹介しますが、手術をして、主に腹部付近に造設してパウチという便を溜める袋を付けて生活します。パウチにも色々なタイプがあり、(1日使い捨て用)、(排泄口が付いていて筒状の排泄口があるタイプ、(マジックテープで止めるタイプ)など、様々なパウチがあるのです。

ストーマは漏れたり、便の破棄にトイレに時間がかかる

ストーマを付けていると、時間が経つにつれてパウチに便が溜まっていきます。なので、常にパウチの付近を触ったりなど自分で確認し、たくさん便が溜まってきたらトイレに行き、便を捨てます。
溜まりすぎると、パウチが耐えきれず、漏れが発生してしまうこともあるため、少々の量でも破棄するのが良いかと思います。
それに、人によっては皮膚トラブルも起こしてしまう可能性もあるため、なるべく清潔に保つことが大事になってきます。

破棄することに慣れてないと、トイレを汚したりしてしまうこともあるため、ほとんどの方は洋式トイレを使うかと思いますが、たまに和式トイレを使用すると、便の破棄も難しい体勢で行わなくてはなりませんし、便器の位置が低いため、とても使いづらいのです。洋式トイレも、結構低い位置に便器があるので、飛び跳ねしないようにトイレットペーパーを置いて破棄するといったこともします。

周りの人が理解してくれないと、これは、ストーマを付けている方、過去にストーマで生活していた人にしか分からないことかもしれません。

オストメイト用トイレ

大型商業施設や病院などで、お腹のあたりに十字の絆創膏を貼っている人型のマークを目にしたことはありませんか?
これは、ストーマ専用のトイレ、オストメイト用トイレを表示してあります。一見、見た目では分かりにくいかもしれませんが、皆さんにもっと知ってもらいたいのです!

人工肛門を付けている方は、見た目では普通に見えるので、この前に友人がオストメイト用トイレを使って外へ出たら…
「ここは、障がい者専用トイレですよ」
と注意を受けたのだそうです。僕の友人も人工肛門を付けていて、その時、どのように説明して理解してもらうかが難しかったから、
すみません、と一言告げて終わったよ」
と話してくれました。

周りの人へ、配慮を求めることを知らせるヘルプマークを見せて説明しても、ヘルプマークの認知度もまだまだ低いので、何回も言うように理解をしてもらうことが必要なのです。

そして、オストメイト用のトイレの中には、洋式トイレと、シャワーが付いている洗い場のような場所があります。

緊急で漏れた場合など、このシャワーを使い、パウチを外してストーマを綺麗に洗って清潔にします。破棄するのにも、和式トイレや洋式トイレのように低い位置になく、立ったまま破棄できるので、オストメイトトイレはとても便利です。
最初は使い方が分からないかと思いますが、使い方も書いてあるので、使うときは説明文を見ながらやってみてください。
パウチなどの交換で結構な時間がかかることもあるため、結構大変なのです。

特に大きな災害や緊急のときも、いつ?どこで?起こるか分かりません。ここもストーマを付けている方が心配することの1つかと思います。

オストメイト用トイレ、そしてストーマの事を多くの方に理解、認知してもらいたいのです。