2018.4.10:フリーペーパーVol.25発刊!

平成30年 報酬改定~障害福祉サービス~

平成30年に大きな制度の改定が行われます。

医療・介護・福祉それぞれ改定しようとしています。トリプル改定です。

4月から始まります!

今回は、障害福祉サービスの改定について少し書きたいと思います。

障害福祉サービスは、日常生活を送る上で助けを必要とする人が利用する、
日常を助けてくれるためのものです。 数年に一度見直しがされています 。
年度が変わる4月から実施される予定です。

厚生労働省が管轄する、障害福祉サービス等 報酬改定検討チームが
この4月から実施される報酬改定の基本的な方向性を昨年発表しました。

この問題は、障害児といわれる子どもと、その親御さんも、医療的ケアを必要とする人も、
「障害福祉サービス」を利用する全ての人に関係してきます。

生活をすること・日常があるということ

昨年、食事提供体制加算や送迎加算といった単語を耳にしたかたも
いらっしゃるのではないでしょうか?

食事提供体制加算は、作業所や事業所が、利用者に対して食事を提供するために発生する加算で、
障害福祉サービスの一環として決められているものです。

食事をすると食費が発生します。日中を作業所や事業所で過ごす方々も同じように食費が発生します。
食費が発生すること自体に何ら問題はないんです。

ただ、作業所や事業所が、時間や工賃という考えかたで賃金を支払っているところですので、
一般社会に比べれば、まだまだ収入が足りない現実もあります。

そういった中で、1か月で見たら少ないことかもしれないけれど、
それが1年経ったら×12です。

利用者の支出が増えます。
収入が伴えばいいけれどそうじゃない。
もちろん、 賃金アップしましょうということも考えられてはいるのですが…。

食事提供体制加算の見直しは、
またどこかのタイミングで行われるようです。(今回は、見送りになりました)
今までよりも少し、食事の値段が上がってしまうかもしれないという状況に、
私自身も考えさせられことが多くありました。
食費の心配をした本人・ご家族のかたが大勢いらっしゃったのではないかと想像します。

単純に、ご飯がでるからいいやというわけではなく、もちろん食費は徴収されます。
食費が上がってしまったばかりに、食費が払えなくて、提供される食事が食べられなくなる、
もしくは、 昼食は食べられるけれど、食費を回すぶん、朝食や夕食が少なくなってしまったり、
食べることができなかったり、 そういった方々が、少なからず出てきてしまうのではないかと
思います。

事業所でとる食事が、貴重な栄養源となるかたもいます。

地域で暮らせというけれど。。。

よく、「障害のある人もない人も地域で」「地域で共生して」などと耳にしますが、
現実はそう簡単にはいきません。

今回の資料を読んだのですが、住まいとして考えられているのは、グループホーム。
これを読んだとき、想定されているものは、一人暮らしやシェアハウスといった、
一般的には選択肢に上がってくるようなものは、考えられてないんだなということを感じました。

地域で生活するって、とある地域に建物だけ建てて、
後はグループホームで …ということにはならない気がします。

基本

私は、全ての基本は安心・安全、
衣・食・住は、生活するうえでは基本であると考えます。
今回読んだ資料では、この衣・食・住に関して、影響が出るな~と感じる面もありました。
シンプルに生活できるかどうか、ご飯が食べられるかどうか?が関わってくる問題です 。

生活をすること

”払わない”と言っているんじゃありません。
払うけれど、日中過ごす場所だけが生活の基盤なのではなく、
家で過ごしたり、外に行ったり、そこには一般の人と同じように生活があります。
人の手を必要とすることも、多くありますが、 必要なフォローは、 人によって様々です。
作業や施設、そこだけじゃなくて、生活をトータルで見て欲しいなと思います。

via:障害福祉サービス等 報酬改定検討チーム (厚生労働省)※PDFファイルが開きます。