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わたしにとってのお正月   – 昆布巻き物語 –

昆布巻きが好きだ。

新年初のライティングで突然どうした?と思われるかもしれない。

だが、この時期だからこそ伝えたい!

わたしは、昆布巻きが、好きなんだ。

初日の出は気がつきゃ上っている

大体、わたしは年末年始を実家で過ごす。

まったりとテレビの特番を見ながら蕎麦をすすり、ゆったりと起きて、おとそを飲み雑煮を食べる。

年賀状と携帯から新年の挨拶をし、三が日の間に家族で祖母の家に向かう。

そして、昆布巻きとも対面する。

(要するに、ほぼ食っちゃ寝の年末年始を過ごしている。)

もはや、おかずの主役級!祖母の昆布巻き

昆布巻きが好きだ。

と伝えたが、正確には祖母がつくる昆布巻きが好きだ

ときどきお店で買ってみるが、毎回なんか違う!となる。

魚はブリ(たぶん)。とろけた昆布。鹿児島ならではの甘辛い味付け

それが祖母の昆布巻き。最高!

帰省終わりには、残ったおかずをタッパーに詰めて持って帰るまでが恒例なのだが w

もちろん、昆布巻きは必須!可能な限り詰める。

昆布巻きとの再会を誓う

なぜ、昆布巻きについて語ったか。

それはここ最近、昆布巻きが出なくなったからだ。

正月に料理が出たとき、実際わたしは無意識に昆布巻きを選んで食べていた。

祖母が料理をしなくなった今、「おばあちゃん」がつくる昆布巻きが好きだった、と改めて気付いたのだ。

料理をつくってくれていたときに、本人にそのことを伝えていなかったことが悔しい。

年末年始、帰省した人は多いだろう。

そのときの時間を、食べた味を、どうか大切にしてほしい。

 

年始早々、ちょっぴりしんみりしてしまった。

しかし、それなら自分が再現しよう!そう思えるスキルがあったなら…!くっ。

「喜ぶ」の語呂合わせもあり、縁起物の昆布。

いつの日か、自分で昆布巻きをつくって喜び合おう!いつの日か。

2018年の幕開けに、そう決意したのだった。

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