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クローン病、潰瘍性大腸炎患者が飲む「エレンタール」フレーバーを紹介!

クローン病、潰瘍性大腸炎(IBD)の患者は、大腸や小腸などの消化器官に炎症が起こり下痢や腹痛を起こす難病で、体調が悪いと食事も摂取できない状態になることもあります。そこで「エレンタール」という栄養剤を飲むことも多いです。が、このエレンタールはそのまま飲むと不味いのです…。今回はフレーバーについて語りたいと思います。

エレンタールとはなんぞや??

エレンタールは1袋に300カロリーも入っていて、成分にはアミノ酸が含まれており、抗炎症作用や腸粘膜保護があって、摂取すると病気の緩解維持効果を保つこともできる栄養剤なのです。

一般の方の1日の摂取カロリーは約2,400カロリーとあって、1日にエレンタールを8袋飲めば8袋×300カロリー=2,400カロリーは摂取できるという計算になります。

ですが、1日に8本摂取するのは結構きつくて人それぞれですが飲むペースも変わります。一気に飲み干したりすると副作用として下痢を起こしてしまうからなのです。

あと、ほとんどの患者は「エレンタールは不味い」と言います。飲んだことがない、見たことがない方はたくさんいらっしゃると思いますが、エレンタールは粉末状態で袋に入っていて、匂いを嗅ぐと「おえ!」となって…、結構キツイ匂いがします。

よく「ジャガイモの腐ったような匂い」と表現する方もいますが、皆さん分かるでしょうか?それを水に入れてシェイクしてドリンクのように飲むのがエレンタールです。ちなみに袋タイプやボトルタイプと2種類あります。

そこで味を変えるフレーバーがある

そのままだと飲みにくいエレンタール。そこで味を変えられる専用のフレーバーというのがあって、味は…、

「オレンジ味 ・パイナップル味 ・グレープフルーツ味 ・青りんご味 ・マンゴー味 ・ヨーグルト味 ・コーヒー味 ・コンソメ味 ・さっぱり梅味 ・フルーツトマト味」と10種類のフレーバーがあります。

好みも人それぞれで、僕はヨーグルト味とグレープフルーツ味がオススメかな?と思います。あと、フレーバーの味をミックスしちゃう方法もあって、一時期マンゴー味のエレンタールをずっと飲んでいたんですが、まぁまぁ美味しかったけど甘すぎて、そこでさっぱり梅味を半分入れてみたら結構飲みやすくなりました。

オレンジ味を入れると、エレンタールもそのままオレンジ色になって見た感じ、ほぼオレンジシュースに見えます。コーヒー味を入れると、一緒でコーヒーのような色になるんです。

同じ味のフレーバーを飲み続けていると飽きもきてしまうので、フレーバーを変えながら味を変えて飲んでいくのがベストかもしれません。

とても飲めないコンソメ味

最近ではないですが、10種類もあるフレーバーの中で1番新しく出たのがコンソメ味。温かいあのスープのような味?それともポテトチップスコンソメ味のような感じかな?と入院していた頃に試しで飲んでみたら「ブッ!」と吐いてしまいました。そう、不味いんです…(泣)

コンソメ味を開発された方は飲んで「これでOK!」と思ったのかな?と疑うぐらいに不味く、僕のIBDの友達はみんな「コンソメ味は飲めないよね」と言ってます。

賛否両論あったコンソメ味。美味しいという方もいるかと思いますが、多分「否」の方が多いでしょう。

ホットにして飲んだら、余計に不味くなったのでもっと美味しいフレーバーを開発してほしいです。

人気なフレーバーは柑橘系の味、青りんご味やグレープフルーツ味、そしてヨーグルト味も人気がありますね。あと市販の100%オレンジジュースやリンゴジュース、カルピスなどを入れて味を変えてエレンタールを飲むと本当にみんな工夫して飲んでいるんです。

クローン病、潰瘍性大腸炎の患者が飲む「エレンタール」。ぜひ皆さんにも知ってもらいたい栄養剤の1つだと思っています。そして新しい、美味しいフレーバーの開発も願っています!

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