渋谷ヒカリエ 8階「8 / ハチ」をメイン会場として、渋谷の街をステージに『2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展』が、2017年11月7日(火)〜13日(月)に開催されます。

心の中に存在する「マイノリティ」や「福祉」に対する負い目に似た「意識のバリア」。この企画は、障害者を含めマイノリティが「かわいそうな人たち」という従来のイメージから「カッコイイ」「カワイイ」「ヤバイ」と「意識のバリア」を「憧れ」へ転換させる、意識のイノベーションを目指すイベントです。

ホームページを見ただけでも、ワクワクするイベント…通称『超福祉展』。1年目は13,600人、2年目 32,000人、3年目 41,000人と来訪者もどんどん増えています。渋谷の街に11月7日からの1週間、どのような変化がもたらされるか…とても楽しみです。

イベントの中身は、とても多岐にわたっていて、興味深いものばかりです…展示、講演、体験など。わたしが気になるものを少しだけ紹介します。

車椅子DJ&車椅子Dance Game

11月11日(土)10:00〜16:00、渋谷駅13番出口地下会場で行われる「超人スポーツ体験&最新モビリティ試乗会」。この中の「車椅子DJ&車椅子Dance Game」…これ、とても気になります。

車輪を回すと音楽が流れ出す…素早く回せば早回し、ゆっくり回せばスロー再生、逆回転させれば逆再生、スクラッチまでできる「車椅子DJ」。音楽に合わせて、タブレットの表示通りに車椅子を動かすだけでダンスが踊れる「車椅子Dance Game」。ぜひ、体験したいです。

ヒューマンライブラリー

2000年、デンマークで始まった「ヒューマンライブラリー」。

マイノリティに対する偏見を減らすため、「人」を「本」に見立てて、「読者=参加者」と「本=マイノリティ」が対話を通して理解し合う取り組みです。

11月7日(火)〜13日(月)11:30〜20:00(最終日は16:00まで)、渋谷キャスト スペース(多目的スペース)で行われる「毎日新聞 × ヒューマンライブラリー」。バリアーゼロの社会の実現に向けて活動し続けている毎日新聞社と超福祉展のコラボイベントです。

今回は、約90名の方が「本」役となります。90冊!?の貴重な物語…わたしたちが経験したことのない世界…新たな視点で物事を見ることができるようになるかもしれませんね。

Ontenna《オンテナ》

「髪の毛で音を感じることができる装置」をコンセプトに、ろう者と協働して開発された「Ontenna」。

ヘアピンのように髪に装着し、振動と光によって音の特徴を伝える新しいユーザーインターフェースです。

11月11日(土)渋谷ハチ公前広場で開催されるトークセッション&パフォーマンスの中で、16:00〜16:30「Ontenna」を用いた体験参加型のパフォーマンスが行われます。

今の「Ontenna」が完成形ではなく、まだまだ進化していくようです。今後の展開にも注目しましょう。

「超福祉の学校」開校

11月11日(土)11:00〜17:00、ケアコミュニティ・原宿の丘で開校される「超福祉の学校」。1日限定です。

例えば、体育の時間では、「その手は、どんな手?」と題して、いろんなタイプの義手が紹介され、様々なシチュエーションで体験できます。

音楽の時間では、「指一本でピアノを弾いてみよう!」と題し、手足に障害のある高校生のために開発された「ディスクラビア」を使って、指一本だけでピアノを弾く体験ができます。

この日だけしか体験できない授業に出席してみませんか?

従来の枠にとどまらない「人」「アイデア」「デザイン」「テクノロジー」。

この渋谷発『超福祉展』をきっかけに、超福祉社会の実現について、みんなで考え、みんなで楽しんでみませんか?

ちがいを探しに、渋谷の街にくりだしましょう。

via:PEOPLE DESIGN INSTITUTE