琉球民謡伝統協会コンクールで障害がありながら、三線のグランプリを受賞した金城秀人さん。
また、母親の艶子さんも同時にグランプリを受賞しています。
秀人さんが持つ障害は、高次脳機能障害。記事には、
高校卒業後、バイク事故で意識不明の重体となり、1カ月半意識が戻らなかった。その後奇跡的に回復したが、記憶が長く続かないなどの症状がある高次脳機能障害を負った。
とあります。
しかし秀人さんは、高校時代にギターをやっていた経験から「リハビリの一環」として、2002年から三線に挑戦をし始めました。当初は三線のグループに入り練習していたようですが、高校の後輩である金城法恵さんが三線教室を開いているということを知り、その三線教室で猛特訓をしたそうです。
記憶に関わる障害があるために、曲を覚えるのにも一苦労。それでも諦めずに、秀人さんは毎日練習に励みました。そんな秀人さんに、大会への出場を勧めたのは先生である法恵さんです。
法恵さんは「秀人さんが頑張る姿が周りに刺激を与えられると思い、出場を勧めた。周りがしない努力を重ねてきたことが結果につながった」と振り返る。艶子さんは「協会の皆さんが温かく支えてくれた。秀人の頑張りが周囲の人を励ますことにつながるならうれしい」と目を細めた。
頑張ってきた成果を披露するということは、本人にとって、とても良い経験になり、周囲にも良い影響を与えることとなります。
そして秀人さんは、
「障がいがあっても、頑張って乗り越えれば新しい人生が開ける」
というコメントを残しています。
先日、視覚障害の友人に三線とケーナを聴いていただく機会があった。一人はギターが弾けて耳が良く、調弦がちょっと違うのがわかったりするような方。その彼に、私の三線のからくいが回しやすいと言われた。調子が悪いと思って見てもらってばかりいたけど、問題はやはり私の回し方にあったのだと反省。
— やまねこ@三線と横笛修行中 (@bookwormwildcat) December 30, 2015
独身時代は知的障害を抱えた自閉症の従兄弟とよく行動していたのだけど、本当に自ら発信するということのない子で、完結した言葉をただ繰り返すのみで一緒にいる時間は私ばかり喋っていた。けれど一緒に沖縄旅行に行ったとき、水牛車に乗って案内人の方が三線を手に歌を歌いだしたとき、彼の中で何が
— やわらかいことせき (@kotoseki) May 11, 2014
沖縄の楽器ってなんだか不思議な力がありますよね。初めて聞いてもなんだかとても心地いい。特に三線は沖縄のソウルミュージック・沖縄民謡に欠かせない楽器ですよね。沖縄県の学校では、三線の授業があるところもあるみたいです!素敵!
このように楽器を弾くこと以外にも「何かやってみたい!」という気持ちを持って前向きにチャレンジし、その素晴らしい三線の音色によってまた誰かの心に刻まれ、受け継がれていくのかもしれません。
そういえば最近、auのCMでもおなじみ桐谷健太さん(浦ちゃん)の「海の声」や氷結のCMの志村けんさんなど、超かっこいい三線(三味線?)姿がメディアにも増えていますね!
いつか私も三線チャレンジしてみたいです!
最近、志村けんの三味線や
桐谷健太の三線を見るとカッコよく見える。和楽器も良いもんだ pic.twitter.com/hc1RT7nTDk— 青天井⤴ (@aotenjyou) July 20, 2016
そして「志村けん×スカパラ」の動画が素晴らしくかっこいいので、ぜひご覧ください♡
https://www.youtube.com/watch?v=ysKG4NsjNmY
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-312583.html
via:琉球新報
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