月刊少年ジャンプで1972年から1979年まで連載され、1983年にはテレビアニメとして放送された、ちばあきお原作の名作野球漫画『キャプテン』を覚えていますか?

今年2017年の3月、5月、7月には、小説化されすでに3編が発売され、スピンオフ『プレイボール』も38年ぶりの復活連載が始まっているようです。

野球漫画といえば『巨人の星』に代表される絶対的エースによる魔球が試合を決定づけるなど、非現実的なスーパープレーを主軸とした内容のものが多かった当時、『キャプテン』は野球部内のリアルな練習風景や部員たちの人間関係を描いた現実路線を行く漫画として、新しい流れを作った名作といえるでしょう。

夏の高校野球決勝戦はもうすぐ

今年の夏の高校野球がもうすぐ終わろうとしています。波乱の多い夏の甲子園大会でした。

彼らが全国大会に出場するまで、地方大会を中心にさまざまなドラマを繰り広げてきたことは想像に難くありません。そういった、テレビなどで放送されることもない、多くの人の目に止まることもない葛藤を描いた野球漫画として多くの読者の心を捉えた作品が『キャプテン』です。

苦しみを忘れるほどの猛練習

小説では、原作で描かれるほどの非情な猛練習が描かれているとは言えないでしょう。現代の部活動がやり過ぎを抑える傾向にもあり、中高生の健康のためにもそれは大変重要なことです。

かつては部活動に情熱を傾けていた生徒たちが今、テレビで球児を目にしながら自身の健康に気を遣う立場になっているのではないでしょうか。

そんな世代が当時、『キャプテン』の連載あるいはテレビアニメを楽しんでいました。

しかしまあ、谷口くんはじめ、彼らは練習しすぎです。いま、墨谷二中の谷口が行っていた練習を現実に学校でやったら問題になるかもしれません。

人を納得させる姿とは

主人公である谷口タカオ墨谷二中に転校してくるまで、全国でも優勝を争う地元の名門、青葉学院の野球部員でした。しかし立場は二軍の補欠といったもので、周囲が期待するほどの実力を備えていたわけではありません。

谷口は、周囲の期待から押し寄せるプレッシャーに悩まされます。

そのなかで、家族の助けを借りながら持ち前の努力する才能で並外れた猛練習を重ね、ついにはキャプテンに選ばれるだけの実力を自らの練習によって手に入れるのです。

その実現には多くの協力があったわけですが、彼が4番でサードのキャプテンに選ばれるころ、多くの部員たちは谷口の実力的な不足にも気づき始めていました。

しかし、前キャプテンが谷口をキャプテンに指名すると、部員たちは谷口の補って余りある「努力」する姿を目にし、彼の力量を認めるのです。

小説『キャプテン』は学研プラスから、部活系空色ノベルズとしてその第1巻が、今年3月に単行本化されました。コミックは入手しやすい文庫として集英社から発行されています。

原作者ちばあきおは、漫画界の重鎮であり至宝、ちばてつやを長男とする4兄弟の3男です。また、劇画調の大人気少年漫画『北斗の拳』で有名な漫画原作者の武論尊が若い時代、ちばは先輩として交流していました。

あと少しで今年の夏の甲子園が終わってしまいます。
その前にもう少しだけ、瑞々しい少年野球のドラマに浸ってみませんか?

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キャプテン (漫画) – Wikipediaja.wikipedia.org

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ちばあきお – Wikipediaja.wikipedia.org

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