企画やプレゼンテーションを頼まれた時、どういう風にすればよいかわからず困ってしまうことはありませんか? 当サイトでは、自分が持っている少しの知識で、簡単にプレゼンテーションなど企画を作ることができる方法をご紹介します。

 

昔と今との価値観

昔は、学校と同じように会社でも「知識が豊富な人」が優遇されていました。情報化社会となった今、誰でも簡単に知識を取り入れることができます。会社ではそれらを活かした「知的好奇心」「直観力」「論理思考力」などを求めている所が多いです。

 

会社で言う「頭が良い」とは?

会社で言う「頭が良い」というのは、多くの知識を持った「物知りな人」、人を動かして物事を進行させる「機転が利く人」、未知の領域で考える「地頭力がある人」です。 物知りな人は、人や参考書などから学ぶことで発揮できます。機転が利く人は、人の言葉を聞き、場の空気を読みながら事を進める、主にリーダーに必要な能力。 では、「地頭力」とは一体、何なのでしょうか?

 

「地頭力」とは?

「地頭力」とは、「フェルミ推定」を元にした、人や本からでは学べない「自分の未知の力」です。自分自身がわからない各能力、「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考力」を使うことによって、不可能な難題を解くことができます。

 

フェルミ推定とは?

「フェルミ推定」とは、結果を出すのが不可能な難題を自分が持っている知識を活用して、短時間で結果を出す方法です。 例えば、「日本にある電柱は何本あるのか?」の答えを出すとしても、常に電柱の撤去や増設が行われているので、正確な答えを得ることはできません。どうするのかというと、 「仮説」するのです。仮説することによって、短時間で一通りの結果を出すことができます。

まず、インターネットで電柱と電柱の間隔を調べ、電柱の間の面積を仮説し、日本の面積÷電柱の間の面積を計算すれば60点の答えを出すことができます。そういうことで、何日もかけて正解を出すより、10数分のみで60点の答えを出した方が効率がいいのです。

 

仮説思考力

「仮説思考力」とは、物事を仮説して考えることです。仮説することによって、短時間で一通りの結果をだすことができます。 企画などを考える時は、何から初めていいのかわからなくなるのです。特に、完璧主義者は完璧にするために、「自分の知らない知識」を埋めるようとし、それに時間をかけてしまいます。そういう時は、「自分の知識のみ使って仮説して考え、60点ぐらいの結果を出す」ことです。そうすることによって、短時間で結果を出せるようになるのです。

冷静に考えれば、100点満点の結果を出すのは不可能です。満点の結果を出すには一定ではない膨大なデーターを参考にしないといけないので、時間や手間がかかります。それに対し、60点の結果を出すのは、少ないデーターで、少しの時間で済み、楽に済みます。

 

フレームワーク思考力

「フレームワーク思考力」とは、全体から見ることを言います。全体から見ることによって、自分の考えのみを押し切った考えを阻止できるのです。

例えば、みんなで食品の売上を上げるプロジェクトを考えている時、自分だけ「パン」のみにこだわった考えとします。誰かに注意をされても聞く耳を持たない始末です。1つのみにこだわっても、当然いいプロジェクトは作れません。では、どうすればよいのでしょうか?

上から見下ろし、「パン」を含んだ全体を見るのです。全体を見下ろすことによって、「パン」はあまり売れていない事がわかり、全体の食品のことに考え直すことができます。

 

抽象化思考力

「抽象化思考力」とは、物事を単純化して考える方法です。小学生のとき、校長先生の話が長くて眠たくなった経験はありませんか?プレゼンテーションなどで正確に伝えようとして長い説明になってしまい、何を伝えたいのか相手に伝わらなくなります。説明を抽象化することによって、相手にわかりやすい説明ができるようになるのです。

例えば、「今回は、三毛猫をコンセプトにしたいと思います。」と説明したとします。

しかし、相手は「三毛猫?」となり、理解されません。「三毛猫→猫→動物」というように抽象化することによって、相手に理解されやすくなります。

 

昔は、知識力や技術力が必要でしたが、今では、コミュニケーション能力や思考能力が必要となっています。ほとんどの社員が、制限時間内に仕事を片付るために、四苦八苦な思いをしている状態です。苦しい仕事から解放されるために、「知識力」「推進力」「地頭力」を取り入れた方がいいかと思います。

 

連載 その34 地頭力の意味と意義www.arp-nt.co.jp

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