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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

聴こえなくても音楽は体感できる!聴覚障がい者にとっての音の楽しみ方

聴覚障がい 音楽

聴覚障がい者にとってとても大事なコミュニケーションツールの一つである手話。私たちは普段、最新のヒットチャートを耳にし、街を歩けば様々な広告・CMの音が聞こえてくる。大好きなアーティストのLIVEへ足を運び、生のサウンドを聴くという楽しみ方もある

ふとこんな疑問を抱いたことがある。聴覚に障害を持つ人たちにとって音楽を楽しむことは可能なのか?こんな記事を見付けた。人気バンドSEKAI NO OWARIがレギュラーのTOKYO FMのラジオ番組でバンド名にちなみ、リスナーの「世界が始まった瞬間」を募集。すると、あるリスナーからメッセージが届き、直接電話をした時の話だ。

私の新しい世界が始まった瞬間は、耳の不自由な弟が生まれてきたことです。弟とは、手話を使って会話しています。私にとって手話は、弟と聴覚障がいをもっている人との“特別な言葉”です。口で話す言葉と違って、表現が面白かったり可愛かったり会話するのが楽しいです。ちなみに喧嘩するときは、お互い動きが超ハイスピードです(笑)。そんな手話と弟をこれからも大切にしていきたいです!(17歳・女性)

そのリスナーにとっての「世界が始まった瞬間」は耳の不自由な弟が生まれてきたことだとか。弟とは手話で会話をしているとのことで、手話を一時期イヤだなと思ったことがあったそう。しかし、今は言葉よりも感情が入りやすく特別な言葉だと言っている。

そのリスナーがSEKAI NO OWARIのLIVEに行った時、弟から次のようなLINEがきたようだ。

僕も行きたかったけど、声も音も聴こえないから行ってもしょうがないよね

それに対するNakajinさんのコメントに激しく同意。

大きな音ってね、体で体感する部分があるんですよ。だから耳で聴こえなかったとしても、音って空気の振動だからその振動が体に伝わって全身で感じる事ができると思うんだよね。

たとえ音が聞こえなくても、LIVEは演出だったり雰囲気だったり、なにより音が身体に響いて普通に音楽を楽しむよりも音を楽しめる場ではないかと、わたしも思う。

LIVEでの身体に響いてくる音の感じは、癖になるくらい気持ちが良い。

まして、好きなアーティストだと声までも全身に感じられて、余計にいいものである。

聴覚障がい者こそ、LIVEに行って欲しいとさえ思う。

そして、特別な言葉の手話だが、手話でも音楽が楽しめる。20年以上前に流行った「蒼いうさぎ」は皆さんもご存知だろう。

わたしは当時、この蒼いうさぎを楽しそうに嬉しそうに歌う(手話する)知人を見た時、とても幸せを感じた。だがまた、逆の意見もあるようだリズムに合わせて、ダンスのように見える手話も聴者だから出来ることだ。というのだ。

それも納得してしまった。どちらがどうだと決めるのはとても難しいが、音を楽しむにあたって、その人にとっての心地いい☆楽しい☆と思える方法に出会うことが大事なのではないか。

ちなみに、わたしはこれで大いに楽しませてもらったw

外国ではこういう番組もあるのだとまた驚きをもらった。日本にももっと聴覚障がい者向けの楽しめるメディアやコンテンツが増えることを願う。

http://news.livedoor.com/article/detail/11715074/

via:livedoornews

 

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