「”やっちゃえ”NISSAN」のCMでおなじみの日産自動車が運転中の「ながらスマホ」の撲滅に向けある画期的な装備を開発した。日産自動車は他社に先がけて、販売するほぼ全ての自動車に自動ブレーキを標準搭載とするなど、安全装備に力を注いできた。
より安全な車社会の実現を目指し、高い技術力で日々奮闘している。
そもそもいつから規制されるようになったの?
自動車またはバイクの運転中におけるスマートフォンをはじめとする携帯電話の使用については、1999年の改正道路交通法で規定されている。
運転中にスマートフォンや携帯電話を通話やメールのために使用したり、画面を注視したりすることにより、事故を起こすなど交通に危険を生じさせた場合に3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられる。
実際に通話をしていなくても、スマートフォンや携帯電話を手に保持しただけでも違反となる。
もし違反が発覚した場合、大型車や普通・二輪などの区分にもよるが5,000円〜7,000円の反則金が科せられる。
運転中の携帯電話使用は交通違反です。
携帯電話使用等(保持)
違反点数 1点
反則金 6千円(普通車)「ながらスマホ」はやめましょう(^^)
— 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) June 11, 2017
世にも怖いタクシー運転手。。。
最近はあまり利用していないが、車椅子タクシーを毎日のように利用していた頃の話だがこのようなことがあった。
家から片道1時間ほどかかる距離にある専門学校に通学するために、在学していた1年間ほぼ毎日タクシーを利用していた。
私を担当するタクシーのドライバーはだいたい決まっていたが、ある日学校から帰る時いつものドライバーが忙しかったらしく、だいぶご高齢なドライバーが代わりの担当になったことがあった。ちなみにいつものドライバーは、そのドライバーのことを「ベテランの運転手だよ」と言っていた。
しかし、ベテランにしてはどこか落ち着きがなくオロオロした雰囲気があり、私が初めての人で緊張しているのかなと思っていた。
そのタクシーに乗車中、ふと運転手の手元を見ると助手席に置いてあるスマートフォンを見ながら車を運転しているではないか。
どうやら地図アプリで道を調べるためにスマートフォンを使っている感じだった。ドライバーの「ベテラン」らしからぬこの行為に当然ながら恐怖を感じてしまった。「ベテラン」のドライバーとして客の命を預かっているんだという自覚はあったのだろうか。しかも、交通ルールを一番分かっているはずのドライバーがである。
もし、道がわからなくて自信がないのであれば、信号待ちの間に調べるか客を乗せる前に事前に下調べしておけば済む話なのに。
あの時、事故などもなかったのは本当に幸いである。
運転中にスマートフォンを操作する「ながらスマホ」による交通事故が、5年前と比べて約2.3倍に増えており、極めて危険な行為として、警察庁が運転中のスマートフォン・携帯電話をしないよう、注意を呼びかけています。 pic.twitter.com/VgchaQyfNa
— applelabo (@applelabos) July 24, 2017
電波遮断ボックスに期待!!
日産自動車の英国法人が開発した新装備、その名も「シグナルシールド」。
「シグナルシールド」はアームレストに設置するスマートフォンなどの通信機器用の収納箱のようになっており、あらゆる電波を遮断する。
スマートフォンなどを「シグナルシールド」に入れてフタを閉じれば、携帯電話の電波やWi-Fi、Bluetoothなど全ての通信を遮断できる。
そして、また携帯電話を使いたければ、アームレストのフタを開けるだけで通信が再開される。毎回電源をわざわざ入れ直す必要がないのだ。
「スマホに入れてる音楽を聞いたりもできなくなるの?」と思うかもしれないが、そこはご心配なく。
全ての操作ができなくなるというわけではなく、USBなどの補助ポートで接続すればスマホ内の音楽なども聞くことができる。
ワイヤレスのせっかくの便利さは失われてしまうが、運転中の「ながらスマホ」で引き起こされる事故によって理不尽にも失われる人の命の重さを考えれば、そう大したことのないように思えてこないだろうか。
そばにあるだけで通知などがあるとつい手を伸ばしがちなスマホを収納しておくことで、運転中の「ながらスマホ」をできなくしてしまう「シグナルシールド」の今後の普及に期待である。
日産、運転中の「ながらスマホ」を撲滅へ 電波遮断BOXを搭載 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) https://t.co/J6jl2TBSbK #ながらスマホ #シグナルシールド pic.twitter.com/fAUcxHLaj1
— A's Child(エースチャイルド) (@AsChild_Japan) May 12, 2017
スマホ×カーナビ=?
「シグナルシールド」はまだ開発段階であり、残念ながら日本での展開は不明であるが、
どうしても運転中にスマホの機能を使いたいという人は、Appleの「CarPlay」やGoogleの「Android Auto」に対応したカーナビゲーションをおすすめする。
カーナビとiPhoneまたはAndroidスマートフォンをケーブルで繋ぐだけで、カーナビの画面上でスマホの機能を利用できるシステムである。カーナビがスマホの代わりとなり、車のハンドルのスイッチや音声入力で画面の操作ができる。対応機種や対応車種が続々登場しているので、特に買い替えを検討している方は1つの選択肢として考えてみてはいかがだろうか?
しかし、この場合もカーナビの操作につい夢中になることがないように注意が必要である。スマホと比べドライバーの視線が前方以外に動くことはかなり少なくなるが、画面を見て操作する点では同じなので。
Car PlayやAndroid Autoに対応!! 高橋敏也がFH-9300DVSを使ってみた https://t.co/NxxIya4opb
これいいな。実売5万切るみたいだし、iOSマップがようやくものになってきてるし、早くCarPlay使いたい!
— シュンスケ (@shunsuke_pt) July 19, 2017
昨年の「ポケモンGO」の大ヒットの裏で、交通ルールを守らないドライバーたちによる痛ましい事故が目立った。
日産が開発した「シグナルシールド」のように、他の自動車メーカーもIT業界などと連携しながら、運転中の「ながらスマホ」の撲滅へ向けた新たな装備の開発を進めていってほしい。
もういい加減、運転中の「ながらスマホ」を許してはならない!!
お届け中の「JAF Mate12月号」は目次裏に注目!実はこのページ、お住まいの地域によってデザインが違います。種類は全部で8種類。他の地域のポケモン達は、JAF Mateパーク「運転中のながらスマホはNo!」コーナーから見られます!https://t.co/nzyLjABIfK pic.twitter.com/tv8AElz3YT
— JAFメイトパーク公式☆フォロワー大募集中! (@JAF_MW) November 22, 2016
http://qa.jaf.or.jp/accident/penalty/13.htm
via:JAFクルマ何でも質問箱
https://matome.naver.jp/odai/2138114961669563401
via:NAVER まとめ
https://www.android.com/intl/ja_jp/auto/
via:Android Auto
https://www.apple.com/jp/ios/carplay/
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