第99回全国高校野球選手権大会が8月7日に開幕します。全国47都道府県で49の代表校が今日決まり、いよいよ高校球児たちの戦いが始まります。真夏の暑い中、県予選大会で敵味方も関係ない球児たちの感動するフェアプレーもあったのです。
埼玉大会準決戦「春日部共栄ー浦和学院」でのこと
高校野球埼玉大会準決勝で思わず感動するようなシーンがありました。「春日部共栄ー浦和学院」と名門校同士の注目試合。4回浦和学院の攻撃で2番バッターの打った打球が春日部共栄のピッチャーに当たり、あまりにも強い痛みにその場で倒れ込みました。
それを見た1塁と3塁の浦和学院のコーチがピッチャーマウンドに駆け寄り、春日部共栄のピッチャーにコールドスプレーをかけてあげたのです。
今日の埼玉大会準決勝、春日部共栄の大木君の膝に打球が直撃して真っ先に浦和学院のコーチャーがコールドスプレーを持ってマウンドまで行き大木君が一旦下がる際もベンチまで肩を貸す…
こういう時は敵味方関係ないんだな✨ pic.twitter.com/K2A1yQqiFk— Hayato (@_y_2017_h_) July 24, 2017
埼玉大会準決勝で温かい場面がありました。負傷した春日部共栄の投手に、いち早く駆け寄って肩を貸したのは、浦和学院の選手たちでした。https://t.co/z2Vzs55XVm pic.twitter.com/64GVhhJWiN
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) July 24, 2017
このシーンが高校野球ファンから「感動した」「やっぱ高校野球っていいな」という声が多く送られました。試合は3ー2で浦和学院が勝利しましたが、試合終了後の挨拶で浦和学院のキャプテン赤岩選手が打球の当たった大木選手に「大丈夫??」と声をかけたのだそうです。
浦和学院主将が打球直撃の相手に駆け寄る 埼玉大会の準決勝で。高校野球の埼玉大会準決勝で、春日部共栄の大木喬也の左膝に打球が直撃した。対戦相手である浦和学院の主将・赤岩航輔がすかさず駆け寄った。大木は試合後、「大丈夫?と声をかけてもらいました」と感謝していた。今知ったニュース。
— 五郎 (@sukoyaka358) July 24, 2017
足をつった選手に相手チームが水を差し出した
各地で猛暑日を記録した地域も多く、熱中症などで足をつる選手もたくさんでました。千葉大会でのこと、「横芝敬愛ー県松戸」の試合で県松戸のショートの選手が足をつるというシーンがありました。それを見た横芝敬愛の三塁コーチの選手がすぐに駆け寄りスポーツドリンクを差し出したのです。
敵に塩、ならぬ敵にスポーツドリンク、ですね!
時代を超えても、フェアプレー精神は素敵です。
高校野球 千葉大会よりhttps://t.co/JxTsflTHLE
— 朝日新聞東京編集局(コブク郎) (@asahi_tokyo) July 19, 2017
こういった敵味方関係なく、何か選手に以上があったらすぐに駆け寄って助けてあげるシーンは本当に素敵だと思いますし、観ているこちら側も見習わないといけないな〜とも思いました。
試合中でもよく見るキャッチャーミットを渡す、バットを渡すシーン
これは多分野球を観ている方ならよく見る光景だと思いますが、試合中にキャッチャーの選手がキャッチャーマスクを外してファウルボールを取ったり、送球したりした後にバッターボックスにいる対戦相手校の選手が落ちているキャッチャーマスクを拾って渡すというシーンもありますよね。
あと逆にバッターが打ってバットを置いて1塁に走り、打球がファウルだった時などで落ちているバットを対戦相手校のキャッチャーがバットを拾ってバッターに渡すというシーンもあります。これも本当にフェアプレーというか高校野球って本当に素晴らしいと思いました。プロ野球でもこのようなシーンはよく見ますよね。
https://twitter.com/AoiHaru1567/status/787241276798226433
8月7日にいよいよ開幕する第99回高校野球選手権大会。甲子園でもこのようなスポーツマンシップのような感動するシーンを見たい!!高校球児たちの数々のフェアプレーを見て、また高校野球が一段と好きになりました!!
http://www.jhbf.or.jp/sensyuken/2017/
via:公益財団法人日本高等学校野球連盟
http://www.asahi.com/koshien/articles/ASK7S3V5MK7SPTQP007.html
http://www.asahi.com/koshien/articles/ASK7H66DKK7HUTQP02G.html
via: 第99回選手権大会:バーチャル高校野球