試合後は勝利した高校の監督のインタビューだけ中継
2020年甲子園高校野球交流試合を観て、1つ思ったことがあります。それは試合終了後による監督や選手たちのインタビューです。高校野球の中継はいつも勝った高校の監督のコメントがテレビで中継されますが、今年は敗れた高校の監督やキャプテンのインタビューまで中継してくれました。
高校野球交流試合、NHKの放送は試合前のフィールディング練習、試合後は両校にインタビューと置かれた状況に最大限できることをしてくれてありがたい。#NHK甲子園
— 銀の皇帝 (@tks_ver38) August 10, 2020
戦後初の中止となった高校野球
毎年行われる春のセンバツ大会、そして夏の全国高校野球。今年は新型コロナウイルスの影響で戦後初の中止となりました。夢の舞台である甲子園を目指して毎日練習を頑張ってきた3年生にとっては、あまりにも辛い中止の決定でした。
救済措置として交流試合
中止と思われた高校野球ですが、救済措置として8月10日から8月17日までの間で、春のセンバツに選出された32校を1試合だけ甲子園球場に招待して交流試合をするという救済措置を取ってくれました。球場に入れるのは選手の保護者とベンチ外になった選手たちのみで、無観客試合として開催され無事に大会は終了しました。
【2020年甲子園高校野球交流試合】
本日をもちまして、無事大会を終えることができました。
大会の形式は違えど、選手の全力プレーは変わりませんでした。
満員で開催が可能になった時に皆様をお迎えできるよう、私たちもより一層の準備をしていきます。#甲子園 #高校野球 #交流試合 pic.twitter.com/yugSAa0uFR— 【公式】阪神甲子園球場 (@enjoy_koshien) August 17, 2020
試合後のインタビュー
今年は交流試合として開催された大会でもあって、いつもの高校野球中継とは違いました。
まず故郷の紹介がないことや、試合が始まる前の番組のお知らせなどもありません。
敗れた高校のインタビューも
そして高校野球といえば、試合終了後にベンチ裏で勝利した高校の監督インタビューが中継されます。しかし敗れた高校の監督や選手のインタビューの中継はなく、記者の方が代わりに答えて終わります。
今大会は勝敗に関係なく、敗れた高校の監督とキャプテンにまでインタビューを中継してくれました。これは高校野球ファンからは「すごく良い」との声もたくさんあがったほどです。
試合後のインタビュー。従来は勝ったチームへNHKが監督のみ、民放は殊勲選手のみ行いますが、今回は両チームにNHKが監督→殊勲選手、ABCテレビ・BS朝日は殊勲選手→監督にそれぞれインタビューを行っているのを放送しています。 #高校野球 #甲子園 #交流試合
— THP☆高校野球・甲子園 (@thp_koshien) August 10, 2020
甲子園の高校野球、試合が終わって、両チームのキャプテンがインタビューに答えているんだけど、受け答えがしっかりしてるなあ。
すごいわ。高校3年生で、既にこういうのに慣れているってことは、場数を踏んでるんだろうな。
身になってる経験があるって、本当にすごい。立派。— けいた♔ (@keita_thatsky) August 11, 2020
勝敗に関係なく
「インタビューと談話は以上です」
というコメントの後、その試合のハイライトシーンや実況と解説の方の話が放送されます。これも見るのが好きな人もいます。でも高校野球で活躍するのは球児たちです。個人的な意見ですけど、もっと球児たちにスポットを当ててほしいな、と前々から感じていました。
「敗れて悔しい」といった声や「甲子園に来て仲間と一緒にプレーできて嬉しい」といった様々な声が聞ける機会をもっと作ってあげてほしいのです。
中継時間の都合などあるのかもしれませんが、勝敗に関係なく選手たちのインタビューをもっと中継してほしいな、と思いました。
甲子園高校野球交流試合が終わりました🏟
試合終了後、いつもは勝利監督インタビュー以外は談話として伝えられるけど、今大会は勝敗に関係なく、両校の監督と主将が順番にインタビューを受け、それが中継されたのが凄く良かったですね👍
次回もぜひこのようなインタビュー形式でお願いしたいな😊— みっちゃん 🍑 (@kawai_60_0_6_78) August 17, 2020
高校野球交流試合、NHKの放送は試合前のフィールディング練習、試合後は両校にインタビューと置かれた状況に最大限できることをしてくれてありがたい。#NHK甲子園
— 銀の皇帝 (@tks_ver38) August 10, 2020