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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

九州ではじまった点字明細。視覚障害者にとって身近な金融機関へ。

銀行に預けたお金を確認するのに必要な「明細」。九州フィナンシャルグループ肥後銀行鹿児島銀行は、視覚障害を持つ顧客へ点字による明細を郵送で届けるサービスを開始した。手数料は無料だ。このようなサービスが拡がりを見せるのは、企業側の社会貢献に対する姿勢が障害者差別解消法の施行をトリガーに「より、あたたかい」ものに変化しつつある良い兆候に思える。
九州フィナンシャルグループ 点字明細画像引用:肥後銀行 プレスリリース記事より

九州フィナンシャルグループ(社長 上村基宏)の肥後銀行(頭取 甲斐隆博)と鹿児島銀行(頭 取 上村基宏)は、経営統合によるお客様サービスの拡充の一環として「点字による残高・取引明 細発行サービス」を協働で開始しますので、お知らせします。

※文章引用:鹿児島銀行プレスリリース記事より

 

九州フィナンシャルグループとしての今回の動きは視覚障害者向けのものだが、日本では企業による合理的配慮が確実に増えつつある。

たとえば、聴覚障害者向けにソフトバンクが対応しているのが、聴覚障害者専用のFAXによる問合せ窓口の設置だ。電話で会話が困難な場合、FAXによる問い合わせをすることができる。他にも、auを展開するKDDIでは店舗等に簡易筆談器を設置するほか、一部店舗によっては手話接客や遠隔手話接客対応を行う体制を作っている。

生活に身近な企業の合理的配慮推進は、社会の価値観を変える取り組みになるだろう。なぜならば、身近な企業が合理的配慮を推進することで、それを見た市民が合理的配慮について考える機会を得ることにつながるからだ。

これからも、企業の合理的配慮に注目していきたい。

http://www.higobank.co.jp

via:肥後銀行

http://www.kagin.co.jp/

via:鹿児島銀行

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