サイトアイコン より良い社会を目指すメディア HIFUMIYO TIMES

野球選手の命に関わるかもしれない!頭部へのデッドボールの怖さ!

プロ野球セ・リーグペナントレース、5月24日の「阪神ー巨人」の試合で球場内が騒然となった出来事がありました。「阪神タイガースの鉄人」とも呼ばれる鳥谷選手の顔面にボールが当たってそのまま倒れ、鼻血が流れるというシーンがありました。金本監督や首脳陣、チームドクターの方が飛び出して観客席の方々も心配な声が…。鳥谷選手はそのまま起き上がり、自分の足で歩きタオルを鼻に当ててそのまま病院へ向かいました。投手の巨人、吉川光夫選手は危険球として退場となりました。

デッドボールを当てられたら選手は怒る

野球用語でデッドボール(ピッチャーが投げたボールがバッターに当たること)を死球(しきゅう)という表現をします。プロの選手が投げるボールは140〜150キロのスピードボール!そして硬球のボールなために当たりどころが悪いと骨折や選手生命に関わるかもしれません。そう、未来が変わるかもしれないのです。

そのため、ピッチャーもわざと当てた訳ではないですが、デッドボールを受けた選手は怒りでピッチャーを睨みつけたり、「どこ投げてんだ!!危ないだろ!」と怒る選手もいます。

頭部にデッドボールが当たったらまず動かさない!

頭部は1番当たったら危険な部分。なのでバッターボックスに立つ選手はヘルメットを着用しますし、1塁、3塁コーチャーの方やボールボーイもヘルメットの着用が義務づけられています。これはプロ野球や高校野球でも一緒ですね。

頭部にデッドボールが当たって倒れたらまず選手を動かさないこと。意識があるかを確認するために「今分かる??」というよう聞いてみること。選手は「大丈夫」と言っても起き上がらせないことも1つ。ここは担架などで頭を動かさないよう固定して病院に行くことも大事だと思います。

アニメ「メジャー」からでも知った頭部へのデッドボールの怖さ

大人気野球アニメ「メジャー」でもこの頭部へのデッドボールのシーンがあります。主人公の茂野吾郎(旧姓 本田)の父はプロ野球選手の本田茂治(しげはる)。相手ピッチャーのジョー・ギブソン投手の158キロもの豪速球を頭部に受けてしまい、ヘルメットが割れるぐらいの衝撃でそのまま倒れこんでしまいます。

しかし茂治はすぐに起き上がり、「大丈夫です」と平気な顔で立ち上がりそのまま試合を続けます。試合終了後、チームドクターや友人の茂野英毅から「病院に行ったほうがいいぞ」と声を掛けられますが、結局病院へはいかず自宅で一緒に吾郎と過ごして寝るのです。

そして翌朝に急変した茂治…。朝起きたらそのまま倒れ込み帰らぬ人となるという悲しいシーンが描かれます。原因はやはり頭部へのデッドボールの後遺症、頭蓋内出血(ずがいないしゅっけつ)だということが判明し、31歳という若さで亡くなりました。友人の茂野英毅も崩れ落ち、泣きながら「俺があの時一緒に病院に連れていくべきだったんだ!!」と自分を責め、チームドクターも病院に連れて行かなかったことを後悔します。アニメ「メジャー」で1番涙するシーンですね。

このように頭部へのデッドボールで亡くなった選手は現実でも存在していて、1920年8月16日の試合で頭部へデッドボールをこめかみに受け、12時間後に亡くなったという出来事があります。

頭部は本当に怖いです。僕もテレビでですが鳥谷選手の顔面へのデッドボールのシーンを観て、野球選手は「命の危険と隣り合わせで大変なんだな」と思ったシーンなのです。本当に病院へ行ってすぐにICUやレントゲンなどの検査を受けたほうがいいということが分かりました。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/25/kiji/20170524s00001173247000c.html

via: スポニチ Sponichi Annex 野球

頭にデッドボールがあたった!脳震盪(のうしんとう)の時の対処法は?

via: 東住吉区桑津のやまぐち接骨院ぐっさんのブログ

http://dic.pixiv.net/a/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E8%8C%82%E6%B2%BB

via:【ピクシブ百科事典】

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%B3

via:ウィキペディア

モバイルバージョンを終了