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藤浪晋太郎の復活も待たれる、スポーツ選手の運動障害「イップス」とは?

イップス」という言葉を皆さんご存知でしょうか??主にスポーツ選手で思うようにプレーができなくなる運動障害のことです。今回は野球のピッチャーを中心に取り上げてみたいと思います。

阪神タイガース「藤浪晋太郎」投手がイップスだと話題に

阪神タイガースのエースピッチャーとして活躍が期待されていたドラフト1位「藤浪晋太郎」投手。197cmの長身から投げ下ろすストレートは160km/hを記録します。

しかし今シーズンは調子がいまいちで、コントロールを乱すシーンが多くあります。過去にも、ヤクルトスワローズの畠山選手に頭部へのデッドボールを当て、あわや乱闘騒ぎにもなったこともあります。そして広島東洋カープの菊池選手、中日ドラゴンズの平田選手などにもデッドボールを当ててしまったことがあります。

メディアでは「藤浪選手はイップスではないか?」と話題になっています。

8月16日広島戦での1軍復帰戦でまたもデッドボール7四死球

2軍の調整中だった藤浪選手は8月16日の広島戦で1軍復帰してマウンドに立ちました。しかし、バッターボックスに立っていたのは広島の先発ピッチャー大瀬良選手。バッターボックスから結構離れて立っていた大瀬良選手ですが、藤浪選手の投げたボールが大瀬良選手に当たりました。

ピッチャーにデッドボールというのはプロ野球ではほとんど見たことがなく、広島ファンからは大ブーイングが飛びました。大瀬良選手は一旦治療してグラウンドに戻り、阪神のキャッチャーの背中をポンポンと叩く大人の対応を見せてくれました。その後、藤浪選手に「気にしないで」とメールしたそうです。

野球アニメ「メジャー」でもイップスが取り上げられている

イップスで思い出したのは、野球アニメ「メジャー」のワンシーンです。

主人公の「茂野吾郎(旧姓 本田)は、プロ野球選手で父親の「本田茂治」を頭部へのデッドボールを理由に亡くしています。本田茂治は豪腕ピッチャー「ジョー・ギブソン」から頭部へのデッドボールを受け、後遺症により亡くなるのです。

小学生でリトルリーグに入団した五郎は相手バッターの頭部にデッドボールを当ててしまい、茂治の頭部死球をフラッシュバックしてしまいます。その後ストライクボールが投げられなくなったり、インコースへのボールが投げられなくなったりするのです。

その後イップスを克服した五郎ですが、他にも「あしたのジョー」などたくさんのスポーツアニメでもイップスが描かれています。

イップスの克服方法はたくさんあって、例えばピッチャーなら同じ人と何回もキャッチボールをする、カウンセリングを受けるなどがあります。スポーツ選手の場合、その後の選手生命に関わるかもしれない症状、それが「イップス」です。

 

https://www.j-cast.com/2017/08/17306119.html?p=all

via: J-CASTニュース

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9

via:ウィキペディア

 

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