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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

1番重要なのは医師の診断書の書き方にある「障害基礎年金」

障害年金をご存知でしょうか?病気やケガなどでなかなか働くことができない方、日常生活が困難な方といった方々が障害年金の受給資格に該当していれば国から援助として受給できるというものです。

障害基礎年金のもらえる額は??

障害基礎年金は1級と2級があります。1級に該当された方には年に約100万円ほど、2級に該当された方には年に約80万円ほどが支給されます。年に80〜100万もらえる、もらえないでは相当な差があります。

請求にはものすごく手間がかかる障害年金

障害年金を受け取るには様々な書類等が必要になってきます。まずは初診証明書が大事!次に〇〇年◯月◯日にどういう状態だったか?といった内容を事細かく書かなくてはいけません。これも大事です。過去を思いだしたり、主治医の先生に聞いてみたりなど。カルテを見れば分かるかもしれませんが、カルテを患者に見せてくれるか??ちょっとここはしっかり把握しておらず申し訳ありません。僕は頭の中から振り絞って思い出して書いたのを覚えています。

医師の診断書の書き方でほぼ決まる可能性がある

そして1番大事なのが医師の診断書です。これで障害基礎年金がもらえるかもらえないか??が決まると思っても良いかもしれません。ちなみに僕は内蔵疾患の病気で、医師の診断書には障害該当区分といった項目が書いてあります。

内蔵疾患の診断書を簡単に説明すると…

ア・無症状で仕事や日常生活ができる

イ・軽い症状があって、日常生活が少し不便ではあるが、仕事はできる

ウ・日常生活が不便で時には少し介助が必要なことがある

といった内容が書いてあります。

ここで大事なのがイとウの状態です。アに該当する方は不支給がほぼ決定してしまう可能性があります。障害基礎年金をもらえるには1人で出来ないことがあることを主治医の先生に書いてもらうことが大事です。ウに書かれている「介助」、この「介助」という言葉が重要になります。

主治医の先生にいかに日常生活が不便か??なかなか障害や病気で働けてないかを伝えること。そして病気が悪化して自分で動けず、他人の手を借りることが必要な場合もある、これが2級以上の条件でしょうか。身体、知的、精神障害の方の診断書はまた内容が違うかもしれませんので、これは内蔵疾患の診断書の例です。

主治医の先生は診断書を書くことができる職業、障害年金のプロではない

主治医の先生によって様々で障害年金に詳しい先生、分からない先生といらっしゃいます。なので、診断書を書いてもらうには上記に書いたとおり自分のことを伝える必要があります。ものすごく事細かく診断書を作成してくれる先生、簡単に診断書を書いちゃう先生と様々いらっしゃいます。

僕は医療ソーシャルワーカーさんの協力で自分説明書という資料をパソコンで作り、診断書とこの説明書を添えて主治医の先生に「よろしくお願いします」と渡しました。自分の口で説明するのが下手という理由もあったので時間をかけて一生懸命作りました。そしたら出来た診断書が完璧に書いていただきまして、先生も「分かりやすかったよ」と後々話してくださいました。

提出する書類が揃ったら市町村役場へ提出します。3ヶ月ほど審査がかかりましたが、無事に障害基礎年金を受け取ることができました。ここまで本当に長い道のりです。大変です。でも障害年金は大事です。

ここまではあくまで自分の例を書きました。最近審査も厳しくなったので、たとえ僕と同じやり方でも受給を保証するものではありません。そして主治医の先生は嘘は書けません。当たり前ですがこれは診断書の決まりです。あとは先生との相談次第だと思います。

これから障害基礎年金の請求を考えている方にこの自分の年金の受給の流れが少しでも参考になればと思っています。頑張ってください!

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