あなたは「tenbo」を知っていますか。

tenboは2015年3月、東京コレクション「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」でデビューしたファッションブランドです。

そのデビューの場で、障害者モデルと健常者モデルを起用して同じ舞台に立つという東京コレクションでは初の演出を行いました。

そう、tenboが提案するものは「年齢、国籍、性別、障がいの有無を問わず、全ての人が笑顔になれる服」なのです。

着る人の気持ちに寄り添い、笑顔になれる服

わたしはtenboを、NHKで放送されている「バリバラ」で知りました。

『世の中には「ファッション性」と「機能性」の両方がある服が意外と無い』

公式サイトにも書かれていますが、代表でありデザイナーでもある鶴田能史さんのこの言葉に、とても感動したことを覚えています。

tenboの手にかかると、点字もファッションの一部となります。

幾何学的に並ぶドットは本当におしゃれ!

また、タグには穴や膨らみがあり、指で触れることで視覚障害者も服の色が分かるようになっています。

力のない人でも簡単に装着できる磁石のボタン、床ずれ防止のためにお尻部分の縫い目をなくすなど、その服を着ている間だけではなく、脱ぎ着するときや選ぶときの心地よさも重視して作られています。

それは単に機能性とファッション性というのではなく、着る人の気持ちに寄り添った服だといえます。

大人も着てるよ、キッズ服!

わたし自身、車椅子を使用してキッズ服を着ているため、服選びには時間がかかります。

これはいい!と手にとると、隠れていた「LOVE」や「cute」などの文字とキャラクター。

子どもが着たらかわいいだろうなぁと思う、大ぶりのフリルやリボン。

最近は子ども服でもシンプルで大人っぽいデザインが増えて嬉しいかぎりです!

…が、いま流行のワイドパンツやヘムラインスカート、背中部分がかわいいデザインは立って歩くからこそ映えるものです。(ガウチョは持っていますが)

お手洗いが面倒なオールインワンやタイトスカート、着物やドレスを着こなすのも憧れです。

タイトスカートにいたっては普段足が開いていて、スカートは上に上がりやすい自分が履くと露出狂になりかねませんw

すべての人が自分なりのオシャレを楽しめる世の中に

「オシャレはみんなが楽しむ事ができるべき!」

もっとここが広がっていたら、短かったら、前開きのデザインだったら…

ひとつの「難しい」でその服を諦めることが多いわたしにとって、tenboの言葉は一見当たり前のようで新鮮でした。

残念ながら同じファッションを全員が楽しめるわけではありません。
だからこそ、自分なりの工夫を楽しむことも大切です。

オシャレをすることはパワーになります。

自分が着たいものを着て外へ出掛けた嬉しさは自信に繋がります。

tenboの存在は、自分ももっとオシャレを楽しんでいいんだ!と思えるきっかけにもなるでしょう。

このデザインは難しいけど、この服なら着れる!

そんな服との出会いを楽しみながら、これからもオシャレを楽しんでいきたいです。

そして、いつか自分だけのtenboの服をお願いして、出掛けてみたいものです♪

tenbowww.tenbo.tokyo

via:tenbo