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マラケシュ条約がゆっくりともたらす福音。

マラケシュ条約は、WIPO(世界知的所有権機関)が中心となり、国それぞれの事情を超えて知的財産問題を緩和しようとするものだ。

その中でも、注目すべきポイントは著作権法に例外をもうけている部分である。

点字・オーディオブック・電子書籍など、視覚障害者向けにアクセシビリティを確保するための複製を認めるだけでなく、国際的な流通への障壁も緩和するものだ。

視覚障害者にとって、見えることを前提にした書籍や出版物を読むことはそもそも困難だが、コンテンツがアクセス可能な形式で提供されなければ完全に不可能だ。幸いなことに、問題を緩和するための国際的な合意「マラケシュ条約」が、今日大きな節目を迎え、年内には発効される運びとなった。

ネットの音声化、TVの副音声など、通常の状態では利用できない人たちへの配慮は、だいぶ改善されてきたように感じていたが、この記事を読み「本を楽しむために、どうしているのだろう?」と、疑問を感じた。

今世の中に出ている全ての本を点字にすることは、膨大な時間を費やさなければならない。
だが、出来ないことではないし、これも一つの合理的配慮なのではないか。

なお、日本においては2010年よりアクセシビリティを実現する形への複製・加工が著作権法第37において一部認められている。HIFUMIYO TIMESでも視覚障害者向けのアクションとして、コンテンツの音声化を進めている。

たとえゆっくりでも、何もないよりずっと良い。数年以内に、通常の書籍を読むことのできない人々が、今よりずっと簡単に代替手段を見つけられるようになるはずだ。

このような事が、早く実現化するよう願う。

マラケシュ条約、著作権を制限して視覚障害者の書籍利用を容易に

via:TechCrunch

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