お正月といえば、箱根駅伝は有名な恒例行事といえるでしょう。普段から大量のトレーニングを積み、実戦も数多くこなしてきた大学生が走る大会です。

箱根は、関東の大学生のみ参加する大会ですが、各地方を代表する都道府県対抗駅伝なども行われています。

2015118日に行われた「第20回全国都道府県対抗男子駅伝大会」で、ちょっとした話題を集める出来事がありました。

ルールのある意味

2015年の1月18日に行われた都道府県対抗駅伝で、愛知の1区を走る高校生が2区の中学生にたすきを投げて渡したということで、愛知県のチームが失格になるという事例がありました。

1区を走る高校生が脱水症状で転倒し、意識もうろうとするなか中継所のライン少し手前から2区を走る中学生に、たすきを投げて渡してしまったのです。

 大会の楽しみ

たすきの受け渡しにはルールがあり、受け渡し地点、範囲などについて、その距離が数字で規定されています。

しかし、大会を楽しみにしてきた各都道府県の代表選手をはじめ、地元の応援、中継されるテレビの視聴者などが、アンフェアとも思えないほどの誤差にそれほどこだわるでしょうか。

たすきを何とかつなぎたかった(写真はイメージ)

画像引用:J-CAST ニュース

もっと大きな大会の存在理由のために、運営には適宜ふさわしい判断が求められます。解説の元マラソン選手、宗茂さんも

「あれぐらいは、という気がするんですけれど、ちょっと厳しいですね」

と、もらしていたようです。

ルールは社会で生きるために

スポーツは勝負を決する場ですから、ルールが必要なことは言うまでもありません。

しかし、1区の走者は高校生、2区の走者は中学生でした。まだ大きな大会への出場機会も少ない、公式大会での実戦も少ない、これから成長していく選手だと思います。

失格処分によって、駅伝という限られた世界のルールだけで価値観を歪ませてしまわないか心配です。まだ実戦経験の浅い中学生なら、公式戦のルールの把握も大変だと思います。

それでも、彼らはただルールに慣れていなかっただけで、勝つためのズルをしようとしていたわけではありません。彼らは大人たちのアドバイスを欲しています。人生経験と同じく、大人が教えることを吸収していく力は強いのです。

1区は高校生、2区は中学生の選手ですから、その後の競技でも臆病にならず、スポーツを楽しんでくれることを願います。

ルールの条文にとらわれて、その結果スポーツ本来の目的である楽しさが失われては、本末転倒です。解説の宗茂さんがふともらした言葉が、多くの視聴者の声を代弁していたのではないでしょうか。

via:Real Hot Space Entertainment News

全文表示 | 駅伝のたすき「投げ渡しは失格」 厳しすぎる判定のように思えるが… : J-CASTニュース   全国都道府県対抗男子駅伝大会で、「悲劇」が起きた。中継所目前で倒れた走者が、たすきを次の走者に渡そうと思わず前方へ投げてしまい失格となったのだ。www.j-cast.com

via:J-CAST ニュース

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