いじめをテーマにしたマンガ『ライフ』2002年から2009年まで連載されていました。単行本は全20巻。
主人公の椎葉歩(しいばあゆむ)は、中学時代から勉強が苦手でした。自分だけ志望校に合格したことがきっかけとなり親友との友情が崩壊。その他、リストカットや自殺未遂など過激な表現も含まれる漫画です。その他、些細なきっかけにより主人公はいじめの標的にされます。
2007年にフジテレビ系でテレビドラマ化されました。しかし、当時30代以上の親世代を中心に2000件を超える苦情や批判が寄せられたといいます。
ライフの装丁を担当した頃、少女漫画のコミックスは一部を除いてファンシーなものが多かった。もっとシンプルで強いものにしようと絵を目一杯大きくした。ロゴも縦に組んで文字の間に印象的な瞳を配した。すえのぶさんの絵が良かったから出来たこと。 pic.twitter.com/ZOebVk26t7
— 柳川価津夫(SPICE) (@katsuoyanagawa) November 11, 2016
私はこの『ライフ』という単行本を全巻持っていて、テレビドラマも全話見ていました。しかし、この放送で親世代から苦情や批判が寄せられていたことはこの記事を書くにあたり初めて知りました。
学校でのいじめで自殺する子供が後を絶たない現代です。『子供の教育に悪い』というのはわかるのですが、この漫画に描かれているような事から目を背けてはいけないような気がします。
当時私は中学生で自殺未遂までしていましたが『ライフ』を見て勇気づけられました。
2016年、『ライフ2 ギバーテイカー』の連載が始まりました。この『ライフ2 ギバーテイカー』は学校でのイジメの問題ではなく、犯罪社会をテーマにしているので『ライフ』の続編ではなさそうです。(まだ私も読んではないです)
すえのぶけいこさんのライフ、続編やってるのか!!知らなんだ!!!
あの10代独特のアイデンティティの崩れやすさとかスクールカーストとか、規模は違えどすごく共感してたなぁ。
歩が逃げるときも立ち向かうときも、「大丈夫、大丈夫」と思いながら読んでた。— みやざわ 優歌 (@yuba_ba06) December 22, 2016
すえのぶけいこ先生と言ったらライフの他に『ビタミン』『ハッピートゥモロー』『リミット』『HOPE』と作品がたくさんあります。
私は、全作品を読みましたがすえのぶけいこ先生が伝えたいことを思うと涙が止まりませんでした。
いじめをテーマにした作品は『ビタミン』『ハッピートゥモロー(短編集)』『ライフ』。その他の作品は『リミット』『HOPE』。
『リミット』は2013年にテレビドラマ化になりました。
https://twitter.com/aizawa0327/status/580490611318460418
『リミット』のあらすじはクラスの頂点のグループに所属して要領の良い生活を送っていた主人公が、ある事故を期にそれまでの日常生活から放り出されてサバイバルに巻き込まれる物語。
『HOPE』は漫画を書くことを趣味とする少女が、ある出来事をきっかけに漫画家を目指すことになるという物語。
やはり皆さんに見てもらいたい作品は『ライフ』です。
主人公の『絶対イジメなんかに負けない』という気持ちが伝わってきて私ももっと頑張ればよかったなと思いました。
今色々なことに悩んでる人、生きづらさを感じている人に是非読んでいただきたい一冊です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ライフ_(漫画)
via:Wikipedia ライフ
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