フットボールチャンネル2018年6月14日から始まるサッカーワールドカップロシア大会の切符を掴みとるために、日本代表ハリルジャパンは今年の9月からアジア最終予選を戦っています。

画像引用:サッカーキング

アジア最終予選は12カ国が参加して、AブロックとBブロック6チームずつに分けてホーム&アウェイで試合をして、それぞれの上位2チームがロシアワールドカップの切符を手にするのです。

アジアからの出場枠は4.5。これは4チームか5チームが出場できるというものです。

日本代表は現在5試合を終えて現在Bブロックの2位。Bブロックには日本、サウジアラビア、オーストラリア、UAE、イラク、タイの6チームが試合をします。

初戦のUAE戦、この試合で審判の誤審の声が飛び交いました。後半戦の30分過ぎ、FWの浅野選手のシュートが明らかにUAEのゴールラインを超えたかのように見えたのですが、これがノーゴールの判定になりました。

このシュートがゴールと認められていたら2−2の同点で勝点1を取れました。

日本代表は大事な勝点3を取れずに最悪なスタート。アジア最終予選の初戦で負けるとワールドカップ出場は0%という不吉なデータもあります。

試合後、日本サッカー協会はFIFAに「審判の誤審があった」「あれはゴールだ!!」などの抗議文を提出しました。

しかし試合は終わってしまったので、判定が変わることもないでしょう。

過去のサッカーの試合で審判の誤審はたくさんあります。審判も国際審判員のライセンスを取得しているとはいえ、審判員も人間です。ミスジャッジは当然あります。

この誤審問題を解消しようと、FIFAは12月8日に日本で開催されているクラブワールドカップから新たに(VARs)というのを試験導入を行うとのことです。

VARsというのは「ビデオ・アシスタント・レフリー」の略で

国際サッカー連盟(FIFA)は7日、日本で開催される2016年FIFAクラブワールドカップでビデオ・アシスタントレフェリー(VARs)の本格的な導入試験を行うことを発表した。

 VARsは、ピッチ上の審判団とは別に、モニタールームで試合の映像を確認して主審の判定を助ける。FIFA主催の国際大会では初の導入であり、9月のイタリア対フランス戦、11月のイタリア対ドイツ戦の2試合の国際親善試合で行われたテストをさらに一歩前進させた形となる。

 ビデオ判定の対象となるのは「試合を変える」可能性がある重要な場面でのジャッジであり、得点の有無、PKの判定、一発レッドカードの提示、誤った選手に罰則が与えられたケースなどが含まれる。過去に行われたテストでは主審からの要請があった場合のみVARsが映像判定による判断を提供していたが、クラブW杯では主審による「明らかな誤り」があったと判断された場合にVARsの側から情報を提供することが可能となる。

 主審はVARsによる判断を伝えられたあと、ピッチ脇に設置されるモニターでプレーを再確認することも可能。ジャッジに関する最終的な決定権はあくまでも主審に委ねられることになる。FIFA審判委員会の代表者を務めるマッシモ・ブサッカ氏は「試合の本質的な流れが維持されるようにしたい」ともコメントしており、VARsが試合の円滑な進行に影響を及ぼさない形での導入を目指すことも強調している。

いろいろなスポーツでビデオ判定導入が始まっていて、プロ野球でもバレーボールでも行われています。

サッカーは国際試合がよくあるので審判員は公平になるように、試合をする違う第3者の国の出身の審判が務めるのです。

よく「中東の笛」という言葉を耳にしますが、日本対UAE戦の審判を務めたのはカタール人の方でした。

UAEとカタールは同じ中東の国だから、審判も中東の国UAEを勝たせようと、ひいきしているのでは??という意見が飛び合い、浅野選手のゴールはまぼろしとなりました。

なのでアジアの試合はアジア出身の主審ではなくて、ヨーロッパの主審とか大陸の違う国の主審を起用するなどをしたほうがいいのでは??という意見もあります。
このような誤審がないように、今回の「VARs」というビデオ判定の導入を開始したのです。

このビデオ判定がこのUAE戦で導入開始していれば日本は引き分けで終わっていたかもしれません。

アジア最終予選も残りあと5試合、しかもアウエーで中東勢のサウジアラビア、イラク、UAE との試合を残している日本代表。

中東での試合は気温も40度を越す灼熱な環境での試合になるので、残り全勝というのはしてほしいけど厳しいものになりそうです。ましてや「中東の笛」で誤審ゴールなどが出ないよう、早くこの「VARs」の導入をしてほしいものです。

UAE戦負けて勝点0と、引き分けで勝点1で最終予選が終わった時に日本代表のワールドカップの運命がどう決まるのか??

初戦で負けたらワールドカップ出場0%はただのデータ、ハリルジャパンが歴史を変えればいいだけのことなのです。

 

そしてもう1つの世界大会、クラブワールドカップが12月に日本で開催されています。12月14日のクラブワールドカップ準決勝、鹿島アントラーズ対アトレチコ・ナシオナルの試合で初のVARs判定が行われました。

前半27分、鹿島のフリーキックの場面。アトレチコ・ナシオナルのゴール前で鹿島のDF西選手が相手の選手に足を引っ掛けられ倒れたように見えたシーンです。試合はそのまま続行しましたが前半28分あたりに主審が一旦試合を止めたのです。

この瞬間、選手や観客、テレビ観戦している方からは「何が起こったんだ??」という状態に……。

前半27分50秒、鹿島のフリーキックのシーンで、ペナルティエリア内で西大伍が倒されたが、試合は続行された。ところが、28分35秒、プレーが途切れると、主審が「待て」のジェスチャーとともに笛を吹き試合を中断した。

ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)だ。FIFA主催大会で初めて導入され、PKや退場などの微妙なシーンで、主審とビデオ判定室で映像を確認する制度で、西が倒されたシーンがファールの判定となり、鹿島がPKを獲得した。主審が確認した映像はオーロラビジョンで場内にも映されていた。

日本テレビの中継で解説の都並敏史と岡田武史は「何があったの?」「画期的だなこれ。でも引っ掛けられてたよね、本当に」「歴史的なシーン見てますよ我々」と興奮を隠さなかった。

アトレティコの選手は「何が起こったんだ」とでも言いたそうに5~6人が主審に詰め寄った。しかし、PKの判定はそのまま。中断してから約3分半後の前半32分00秒、ようやく鹿島の土居聖真がPKスポットにボールをセットし、プレー再開。鹿島が先制ゴールをあげた。

ピッチ解説の城彰二によると、問題のシーンでは「鹿島ベンチからファールじゃないかとの意見が出ていた。それに対しレフェリーが第4審に伝えてビデオ判定になった」という。

すると主審はアトレチコ・ナシオナルのゴールを指差して笛を鳴らし、鹿島にPKが与えられたのです。

VARsで判定が覆るという国際サッカーの試合での歴史的瞬間でした。

これにより鹿島が先制ゴールを決めて、後半戦にも2点を取り、鹿島アントラーズが奇跡的アジアクラブ初の決勝進出を果たしました!!アジア勢がクラブワールドカップの決勝に進出したことも歴史的快挙なのです!!

VARsでの判定で前半戦終了後、アトレチコ・ナシオナルの選手たちが主審になにやら抗議をしているシーンもありました。

後半戦でも「あれはファウルじゃないか??」と選手が両手を広げて主審にファウルをアピールするシーンがたくさんあったのですが、主審はビデオ判定を行わずに試合を続行しました。野球やバレーボールは監督が主審に「ビデオ判定」「チャレンジシステム」を求めるシーンをたくさん見ます。

サッカーでは1回1回ファウルを求めてビデオ判定を行ってしまっては試合時間も長くなるし、観客サポーターやテレビ観戦している方はイライラすると思います。

サッカーは主審、副審2人、第4審判の方1人合わせて4人でビデオを観て総合的に判断して、最終決定権は主審の判断なので、これからのFIFAの試合でVARsは色々と問題になってくるでしょう。

結局は試合終了後、「あれは誤審だった」「主審は間違っていた」「VARsがおかしい」などのクレームや抗議文の提出などが飛ぶ試合がたくさんでてくると思います。

一旦判定された事が覆るのは選手たちのモチベーションも変わってくるので、例えVARsが導入されてもみんなが納得できるようになるにはまだまだ時間がかかるかもしれませんね。

 

鹿島、クラブW杯決勝進出 FIFA初のビデオ判定で起きた奇跡  : J-CASTニュース   その瞬間、何が起きたのか理解できた人はどれだけいただろうか。FIFA(国際サッカー連盟)主催のサッカーの試合で、史上初のビデオ判定が導入され、判定が覆る事態が起きた。www.j-cast.com

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