JTBが12月5日に発表した、「年末年始の旅行動向アンケート」によると、年末年始の旅行にかける費用は「2万円以下」が最も多く、次いで、「〜5万円」「〜3万円」「〜10万円」、と続いた。
画像引用:マイナビニュース
日本政府観光局が11月に発表したデータによると、日本人の海外旅行者数は2016年に入ってから増加している。燃料サーチャージ0円や円高などが、海外旅行しやすい要因になっているようだ。
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このような状況から、「引き続き海外旅行への意欲は高く、年末年始期間においても海外旅行人数は増加する」と同社は予測。また、長期の休みを取らずに行ける中・近距離の旅行や、料金の安い時期を選んで旅行する人も多いとみられることから、2016~2017年年末年始の海外旅行平均費用は20万7,000円(前年比-4.7%)、海外旅行人数は64.6万人(同+3.3%)と予測した。
同社の海外ツアーパッケージ「ルックJTB」によると、今年の年末は29、30日が出国ピークとなっている。ハワイやアジア方面への出国は23日(祝)も多く、こちらは年内に帰国する模様だ。
人気の目的地は、ハワイや近距離アジア(韓国、台湾など)、シンガポールなどとなっており、ヨーローッパも復調してきている。
一方、国内の旅行客は減少傾向にある。環境庁の「宿泊旅行統計調査」によると、1〜9月の日本人の延べ宿泊者数は前年比95.6%だった。
利用する交通機関は、ガソリン価格高騰の影響を受けてか、乗用車が66.9%を占めながら前年比2.1ポイントの減少。高速・長距離バス、LCCが増加している。
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旅行は、出発する前が一番楽しい。目的地をまだ目の前にしていないから、イメージだけが自由にふくらんでしまう。
そして、旅行はあらゆる面で少し不便なくらいがいい。
移動手段にしても、現地の地理にしても、詳しくないくらいの方が、必死になって人に話しかけ、助けを乞うからだ。安い宿泊施設も、どうやって快適にこの部屋を使おうかと工夫する。
そして、そういう旅を選んでいると、コストも削ることができる。安い航空券をネットを駆使して必死に手に入れるのも、宿泊施設を事前にネットで予約して半額近くで手に入れるのも、旅行の楽しみの一部だ。
目的地が海外だったら、安全を優先したほうがいいかもしれないが、国内の旅行であれば、少し負荷がかかるほうが、心地良い疲労感が得られる。
年末年始の長期休暇が、今年は通常の休日と重なってそれほど長期にならない模様だ。事前の準備をしっかりして、自分で計画した旅行を思う存分楽しんでみよう。
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/07/154/
via:マイナビニュース