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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

よく発達障害と間違えられる愛着障害。愛着障害になる背景とは?

愛着障害」という言葉を耳にしたことはありませんか?
この愛着障害が原因で「感情コントロールができない子」「かんしゃくが止まらない子」が増えているといいます。

この愛着障害には2つのタイプがあるといいます。
脱抑制型愛着障害」と「抑制型愛着障害」です。

脱抑制型愛着障害は

 誰彼構わず親しみを示し、一見社交的で、警戒することなく初対面の相手に対しても馴れ馴れしく近づき、まるで旧知の仲であるかのように振舞います。当然、初対面の相手の方は大きく戸惑い、警戒することになり、スムーズな人間関係構築を阻害します。子供の場合は、親よりも全く関係のない人を好きだという行動を示したりします。

抑制型愛着障害は

誰にも愛着を示さず、猜疑的で、人を信じられず警戒し、人との関わり避けようとします。また人を信じることができないため、優しくされた時に腹を立てて怒ったり泣いたりといった裏腹の態度示します。

と、対人コミュニケーションに対して大きな影響を及ぼします。
また、大人になっても克服することができず、多くの人が悩みを抱えているといいます。

この愛着障害の背景にあるのが親の「スマホ依存症」と「過剰な怒鳴りつけ」と話しているのが「スマホ依存の親が子どもを壊す」の著者で明治大学教授の諸富祥彦先生です。

諸富祥彦先生によると

 「今、親のスマホ依存が問題になっています。LINEやSNS、ゲームなどに熱中するあまり、自分でも気づかないうちに子どもを無視し、放置してしまう。これを『スマホネグレクト』と呼んでいます。子どもが親を求めて泣いても、その応答を十分に得られず、愛着関係が築けないまま育ってしまうのです。」

といいます。
確かにわたしの周りの親になっている友人を見ていても、スマホを触ることに熱中して子どもをあまり見ていないように感じます。

子どもが悪さをしたときだけ、スマホを置き怒るというシーンをなんども見てきました。

この状態を「プチ虐待」と諸富祥彦先生は呼んでいるそうです。

また、過度な怒鳴りつけもプチ虐待の1つと話しています。

「気まぐれに子どもをかまったかと思えば、いうことを聞かないときには大声で怒鳴りつけ、延々と説教が止まらなくなるという親も多い。親から怒鳴られ続けた子どもは、自分の感情をコントロールできなくなり、今度は自分が他の子どもに暴言を吐くようになります。」

とのこと。
また愛着障害は症状が似ていることから「発達障害」と間違えてしまうこともあるそうです。

愛着障害は克服することができる病気です。
一度自分の子育てを振り返ってみてほしいとわたしは感じます。

 

http://news.mynavi.jp/news/2016/11/14/539/

via:マイナビニュース

http://mentaab.com/aichaku/shoujou.html

via:愛着障害の症状

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