2026/5/10:フリーペーパーvol.122発刊!

驚き!なぜフィルム撮影は「贅沢アマチュア」の世界になったのか

優秀なフィルムと夜景

今デジタルカメラ全盛ですが、私は昔ながらのフィルム派です。便利でランニングコストがかからないデジタルカメラを長く使っていましたが、中古オークションでミノルタの1眼レフカメラを手に入れてフィルムにまた戻ってきました。
私が長く使っていたフィルムはコダックのPKR、コダクローム64でした。このフィルムは長時間露出で夜景の空が濃い蒼色に写るので気に入っていたのですが、製造中止になってしまい、それと時を同じくして、私もフィルムの世界から離れてしまいました。

1.デジタルは・・・

デジタルは速写性があり、便利なのですが、写りが気に入らない。肉眼で見たときの『感動』がないんですね。デジタルは見た目ビビッドできれいなのですが、プリントすると人工的というかなんか違うんですよね。人間を撮るのならそれでもいいのですが、景色はね。
電子処理した画像をカメラや携帯の小さいモニタで見るのならいいのでしょうが、大きく引き伸ばしたときにアラが出ます。記録ならともかく作品作りには不向きです。

2.げっ!高すぎる

これからの季節、私にとってウキウキわくわくする時期になります。まず湧水町の源氏ホタルの乱舞でしょ、夏の錦江湾のサマーナイト花火でしょ、そして秋の鹿児島空港。みんな夜景で、長時間露出でじっくり撮るものです。昔なら低感度のカラーリバーサル(スライド)フィルムを詰めてじっくり焼く、そういった長い時間をかけて1枚1枚撮っていく。それが写真の醍醐味だと思っていました。

先日Yahooオークションでミノルタの1眼レフを落札しました。私にとっては夜景専用機です。デジタルは夜景に弱いからね。これにリバーサルフィルムを詰めて長時間撮影に臨むと。まずは月末から6月にかけてのホタル。乱舞するホタルを光の軌跡で撮ろうと思ったのにフィルム代が・・・街の量販店で36枚撮りが1本が6千円越え。なにこの値段?フィルムの最高峰といわれたPKR(廃盤)が1000円弱だったのに6倍の値段です。

私は車を持っていないので、長距離移動にはレンタカーや鉄道を使うのですが、ホタルを撮るためのJRは大雨災害のため無期限不通で、代行バスが走っているのですが、撮影が終わる頃には最終バスがもうないと。だから行くためにはレンタカーしかないのです。同じく最終が早い鹿児島空港もJRが走っていませんから、これもレンタカー。フィルム代とレンタカー代(ガソリン代は含まない)で1万円越えです。いやー大事なお小遣い(日々の食費を含む)をたった1枚の写真のために使うのか?考えちゃうな。

3.キメ撃ち

市販価格が高いフィルムは量販店より1000円近く安かったアマゾンで買いました。宅配から受け取ってすぐに冷蔵庫で保管しています。今年の主なターゲットは5月末から6月中旬のホタル、8月末のサマーナイト花火、そして10月中旬の鹿児島空港。36枚撮りのフィルムだからみっつのイベントで各12枚の写真が撮れます。あまりにも高価なフィルムだから無駄撃ちはできません。
昔のように数撃ちゃ当たるというわけにはいきません。すぐ撮りたいという気持ちを押さえて、これだ!という場面でシャッターを切り撮影をします。フィルム高騰のおり、こうした「キメ撃ち」を行うことが必要です。

まとめ 

フィルム ポジが5000円超、ネガも2000円超の時代です。各カメラメーカーが、フィルムを使うカメラを細々ではありますが、アナログカメラを開発、販売を始めました。これらのフィルムカメラ、一番安いコンパクトカメラでも10万円越えです。1眼レフに至っては20万円越えです。

カラーネガフィルムが2000円越えですから経済的に楽しむことができない価格です。まるで老人会のゲートボールスティックの材質競争ですね。フィルムカメラが見直され、フィルムが安く安定的に供給されるようになればフィルムカメラの価格も安くなるのでは?そうでなくてはフィルムカメラは「ぜーたくアマチュア」のものになり中古でも手に入らなくなると思います。

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