fbpx
2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

ムスリムの方々に、私たち「鹿児島」ができること

前回、イスラム教徒(ムスリム)の方々へ対する日本人の偏見や誤解、また食べ物にも制約のある中でムスリムの方も食べることのできる「ハラル」フードについて取り上げました。

私たち鹿児島の特産品には、イスラム法上、制約のある中でもムスリムの方が楽しむことのできる食材や製品が多く存在します。

日本人の無理解からの誤解。イスラム教徒とハラルフード。

先日、東京 浅草にて「ハラルエキスポジャパン(HALAL EXPO JAPAN)2016」が行なわれました。来場者数6698名(1日目2711名・2日目3987名)。出展小間数 116小間(うち海外出展社24小間)。海外出展参加国数 6ヵ国、後援機関 44機関、セミナー参加人数 747名と、第3回目となる今年のハラルエキスポジャパンも多くのムスリムの方々、企業様にお越しいただきました!

私たちひふみよベース紫原のある鹿児島県は様々な食材の宝庫。かごしまファンデーション「ムスリム・ウェルカム・プロジェクト」として、ムスリムの方も楽しめる鹿児島の商品を多数出展しました。

私たちひふみよベース紫原にてパッケージデザインや商品セットアップ、通販管理、商品開発をお手伝いさせていただきている「サムライラーメン旨味(Samurai Ramen UMAMI)」や、貼るアロマパッチ「香実(kajitsu)」も出展。その他多くの鹿児島を代表する企業が同ブースにて各商品をご紹介させていただき、おかげさまで多くのムスリムの方にご好評いただきました。

6391b28ab1318acc6678_460x460

画像引用:Samurai Ramen UMAMI(公式ショッピングサイト)

0b58a980a064d2d4b7a6_460x460

画像引用:香実(公式ショッピングサイト)

かごしまファンデーション
行政、大学、民間に所属するメンバーによって構成される任意団体です(鹿児島ムスリムインバウンド推進協議会)。ムスリムにも鹿児島の食や観光を楽しんでほしい――鹿児島在住、鹿児島出身者のチームで、県内におけるムスリムの受け入れの準備を進めています。

現在鹿児島では、食はもちろん、ムスリムの方に義務づけられている1日5回の礼拝(サラート)を行える場所やホテルの客室は非常に少なく、観光で来鹿した方が思う存分鹿児島を楽しめていないという現状があります。日本各地では、ハラル対応のフードコートや飲食店が増えており、外国人観光客をいかに呼び込むか、政府の観光局もハラルに注目しています。

最近では全国的に礼拝室を設置するホテルやデパート・空港なども増えているんです。

朝日町の「ホテルサンルート佐野」はこのほど、市内のホテルでは初めて礼拝室を設置、ハラール対応の弁当や朝食サービスを始めた。

札幌市にある「白い恋人パーク」でもムスリムの方が日本を楽しんでいただけるよう礼拝室を設置。

本社に隣接するテーマパーク「白い恋人パーク」にイスラム教徒(ムスリム)向けの礼拝室を開設する。札幌市内の観光施設では初めてで、マレーシアなどからの観光客の増加に対応する。

おなじみのイオンモールでも、イスラム教徒の礼拝に使える「祈祷(きとう)室」の整備を行う店舗が増えています。

2年前には福岡空港・国際線に「礼拝室」が開設されましたが、この時九州では鹿児島空港に続いて2カ所目だったのをご存知でしょうか?九州では鹿児島が一番早く空港に礼拝室を設置したんです。

そして、前回の記事でもムスリムの方が頭にかぶっているとてもおしゃれな「ヒジャブ」について取り上げました。ハラルエキスポジャパン2016の中で開催された日本初となるムスリムファッションショー「TOKYO MODEST FASHION SHOW 2016」には、多くの取材陣が駆けつけました。

https://youtu.be/eMzRpVlY2RY

ヒジャブを被ったウエディングドレスなど、華やかで品のある素敵なファッションが注目されています。制約のある中でのおしゃれもまた、女性にとっては楽しみのひとつ。全国的にヒジャブを被った方を見かけることは多くなりましたが、ついにファッションショーも!近々、ムスリムファッションのみを扱うアパレルショップなども各地で出店するのではないでしょうか。ヒジャブが日本人女性の中でもトレンドとしてファッションスナップやインスタなどで取り上げられるようになる日も近いかもしれません。

ちなみに今回の「TOKYO MODEST FASHION SHOW 2016」のフライヤーはひふみよベース紫原で担当させていただきました。

expo-969x650

画像引用:ひふみよ合同会社

youtube動画をご覧いただいた方はおわかりのことでしょう。ムスリムの女性は本当に美人が多いのです!ユニクロでは、2015年7月よりシンガポールをはじめマレーシア、インドネシア、タイの東南アジア4カ国にてムスリム女性向けの商品「UNIQLO X HANA TAJIMA」ラインの販売を開始しており、ドルチェ&ガッバーナなどもムスリム女性向けファッションの展開に力を入れています。

人気ブランドのムスリムファッションへの参入、ムスリムモデルの起用や雑誌の表紙への起用など、今注目されているムスリムファッション。ハラル対応のレストランやホテルが全国的に増える中、私たち鹿児島の食や自然をもっとムスリムの方に思う存分楽しんでもらえるといいものです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3108885

via:AFP BBニュース

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161121/2515885

via:下野新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO07749920Y6A920C1L41000/

via:日本経済新聞

http://ryukyushimpo.jp/movie/prentry-242092.html

via:琉球新報

最新情報を購読しよう!

就労継続支援・就労移行支援事業者様へ

HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。