今の季節、マスクをつけている人をよく見かける。実際に風邪気味の人をはじめ、予防にマスクは欠かさないという人も多いだろう。今年はノロウイルスやインフルンザの流行シーズンが例年に比べ1ヶ月ほど早いという。予防接種を受けた人も多いだろう。
ところで、皆さんは「SEKマーク」を知っているだろうか?
このSEKマークは、機能加工繊維製品の認証マーク。一般財団法人繊維評価技術協議会が認証を行っている。
SEKマークは、衛生加工製品が急増する中で、「消費者に安全で良いものを提供したい」という思いから、繊維メーカー、加工場、アパレル、加工剤メーカー、試験期間などが集まり、現 経済産業省の指導のもとに、専門家の協力を得ながら、産・学・官が一体となって、1983年に繊維製品衛生加工協議会を発足したのが始まりだそうだ。
SEKマークは、1989年に誕生した抗菌防臭加工に始まり、制菌加工(1998年)、消臭加工(2001年)、光触媒抗菌加工(2007年)、抗かび加工(2009年)、光触媒消臭加工(2009年)および防汚加工(2012年)と、社会のニーズに応えるために、その時々の最新技術を活用し、新しいマーク制度を立ち上げてきた。
SEKマークの頭文字には以下の意味が込められているという。
- Sは清潔
- Eは衛生
- Kは快適
2015年4月にこのSEKマークに「抗ウイルス加工マーク」が追加された。
画像引用:株式会社 生活科学研究所
抗ウイルス加工とは繊維上の特定のウイルスの数を減少させる加工だ。
昨今、各種のウイルスによる被害が社会問題となり、複数のメーカーから抗ウイルス加工繊維製品が販売されていましたが、抗ウイルスの試験方法が各社異なり、その効果が不明瞭だったため、統一規格が求められていました。
このSEK抗ウイルス加工を施したフェイスマスク「facewear〔R〕」をそごう・西武で販売中だそうだ。ネットショップの「e.デパート」でも購入可能とのこと。価格は3,240円。
<SEK抗ウイルスマークを取得>
機能加工繊維製品性能と安全性を認証するSEKマーク。これを取得した特別な繊維を使用。日用雑貨としての商品化は初。<全方向ストレッチでお顔にフィット>
全方向ストレッチ構造で人の顔の形にデザインされているためお顔にフィット。メガネも曇りにくく、耳も痛くなりにくいです。<花粉、ハウスダスト対策に>
特殊加工された生地を使用しているので、花粉・ハウスダストなどをしっかり防いでくれます。防臭・抗菌・抗カビ加工でいつも清潔に。<ハンドメイド・日本製>
職人の手作業で1枚1枚丁寧に仕上げています。素材も天然の綿100%で肌にも優しく安心してお使いいただける日本製です。
糸(繊維)の特殊加工技術により、マスクに付着した特定のウイルスを減少させるので、マスクをいつでも清潔に保つことが可能になっている。
画像引用:@Press
アレルギー性鼻炎ツライし風邪の季節だしで秋~春にかけてマスクしてることが多いんだけど、使い捨ての安いマスクは耳も痛くなるし肌も荒れるのでいっそ最強のマスクがあったら私の悩みも全て解決するんじゃないかと思って調べたら、どうやら私にはまだ早かったようです。 pic.twitter.com/oMRPXslRnt
— ドンスカパンパンおうえんだん (@donsukaouen) November 16, 2016
メガネが曇りにくいマスクや、女性い嬉しい小顔効果がマスク、メイクが崩れにくいマスクなど、現在どれを使うかドラッグストアで迷ってしまうほどマスクの種類は豊富だ。この冬、SEK抗ウイルス加工マスクが、あなたの最強のマスクになるかもしれない。
http://www.sengikyo.or.jp/sek/
via:一般財団法人 繊維評価技術協議会
via:@Press