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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

WWDC2016からハンディがあったとしても暮らしやすい未来を想像してみる。

筆者は日本にiPhone3Gが上陸して以来、ずっとiPhoneを愛用している。iPhone3G導入にあわせて、PCもWindowsからMacbook kuroに乗り換え、それ以来仕事でもプライベートでもすっかりAppleに取り囲まれた生活を送っている。

Appleといえば、WWDCという開発者向けイベントを毎年開催しており、2016年も6月に開催された。その発表内容は開発者だけでなくAppleユーザからも大きな注目を集めている。

今年はiOS10などOS(オペレーションシステム)の発表が主だった。WWDCの主役になった各OSはそもそも、高度なアクセシビリティ機能を持ち合わせていることをご存知だろうか。

発表内容中で、筆者が注目したのはOSX(Mac用OS)がMacOSと名称を変更し、今年の秋にはリリースされるということ。その理由はMacOSにSiriが搭載されるからだ。

Siri(シリ)は、iOSやmacOS Sierra向け秘書機能アプリケーションソフトウェア。自然言語処理を用いて、質問に答える、推薦、Webサービスの利用などを行う。「Siri」とは、Speech Interpretation and Recognition Interface(発話解析・認識インターフェース)の略。(引用:Wikipedia)

iPhoneのSiriに「今日の天気は?」と問いかけると教えてくれるあのSiriがついにMacにも搭載されるのだ。ちなみに現行のOSXはVoiceOverや音声入力などにOSレベルで対応し、高いアクセシビリティをすでに実現している。

VoiceOverは、すべてのMacに標準で搭載されている画期的な画面読み上げ機能です。でも、できることはテキストの読み上げにとどまりません。あなたのMac上で今起きていることをそのままあなたに伝え、ジェスチャー、キーボード、ブライユ点字ディスプレイを使って自在に操作できるようにします。さらに、Macの声であるAlexが、自然な口調の英語であなたに話しかけます。日本語はKyokoが読み上げます。(引用:Apple アクセシビリティより)

なんと、点字ディスプレイにも対応しているこをとご存知だろうか?

Macは50機種以上のブライユ点字ディスプレイ1に対応しており、USBやBluetoothでつなぐだけですぐに使うことができます。ソフトウェアを追加する必要はありません。1台のMacに複数のブライユ点字ディスプレイを接続できるので、複数の点字利用者と同時に内容を共有することもできます。(引用:Apple アクセシビリティより)

MacにSiriが搭載されれば生活の中で、相当便利になることは想像しやすい。MacとiPhoneやiPad、AppleWatchなどを連携させ生活レベルを高めることが可能になるはずだ。

また、今回のWWDCの発表でもう一つ注目しなければならないのは「Siri」機能の開発者への開放だ。Siriを使った様々なアプリはリリースされるだろう。

SIriの開発者への解放:開発者は、自分のアプリの機能をSiriから呼び出すことができる。Siri画面の中で、リッチ通知のようなカード型インターフェースを呼び出す。(引用:CNET japan)

このようなテクノロジーの進歩は障害や難病を抱える人にとっては、福音になるはずだ。人の意識と価値観が共生社会へと変わりつつある中で、テクノロジーは常に進歩を遂げる。今回はAppleの話しに終始したが、AI(人口知能)なども日進月歩で進歩している。テクノロジーの恩恵で様々なハンディがあったとしても暮らしやすい時代がやってくるはずだ。

http://www.apple.com/jp/accessibility/

via:Apple(日本)

http://japan.cnet.com/digital_sp/apple_weekly/35084675/

via:CNET japan

 

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