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【GO!HI!的日常】無人駅で不便さ変わらず

2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されて9年。
世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が広がり、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?

人気シリーズ【GO!HI!的日常】では、車いすユーザーが身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードを紹介。
イラストレーターの《えりこ》、ライターで1児の母の《かおり》で構成された「トリプル☆リー」が制作しています。

※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2025年9月9日に74回目として掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI! ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。

駅に念願のエレベーター!と喜んだのもつかの間…

通院時、利用している駅に念願のエレベーターが設置されました。

帰りは乗り場が反対側で階段だったため利用できず、暑い日も寒い日も2駅先まで行っていたので大変でした。
「これで便利になる!」との喜びはつかの間…そこは無人駅になりました。

電車を利用する時はスロープが必要なので駅員が待っていてくれますが、無人駅になると直近の有人駅から来るそうです。そのため帰りの時間を事前に伝えておかなくてはいけません。

病院受診となると時間が読めないことや、通院帰りに寄り道をしたいなと思ってエレベーターの設置を楽しみにしていたこともあり、本当にがっかりでした。

自由に利用できるはずの公共交通機関。誰もが快適に利用できるように検討してほしいものです。

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