アートにはさまざまな効果があります。
心や感情を表現されているからです。
どんな複雑で言葉にすることが困難な感情でもアートによってぶつけることができます。
そんな心と密接な関係にあるアートを全面に表現した病院があります。
独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センターです。
何度かNHKのハートネットTVでも取り上げられました。
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
外壁にはくすのきが全面に描かれ
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
エントランスにはからくり時計が
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
といたるところにアートが描かれています。
対して日本はなんでなのっていうくらい酷い印象なんだけれど、だからこそこの香川県の「四国こどもとおとなの医療センター」には驚いた。よくある「アート」とは別で、病気に引っ張られている患者の気持ちがふとそちらに「気を取られてしまう」作りになっている。あくまでも「癒し」とは違う「楽しさ」
— 蕎麦 (@be_guru567) March 13, 2016
四国こどもとおとなの医療センターでは、白血病の男の子が『ふくろうデイズ』を見ながらかっこいいフクロウを作ってくれました。もう治療終わったかな?写真を撮らせていただいた方が何人か出ていて、お元気そうでうれしかったです。素敵な病院 🏥 pic.twitter.com/4X705cuQxL
— 黒須みゆき (@kurosumiyuki) January 18, 2016
四国こどもとおとなの医療センターでは
コンセプトに「病院らしくない病院」を掲げる
病院らしくない病院です。
現場の声を元にさまざまな仕掛けを取り入れてきました。
院内にはあちらこちらに小さな扉があり、扉の中にはボランティアがつくったプレゼントが入っています。
これも仕掛けの一つ、プレゼントを見つけた人は自由に持ち帰ることができます。
こんな素敵な病院があることはわたしは知りませんでした。
また、霊安室までもアートがあります。
画像引用:ゆるゆるのびのび平和に行こう
旅立ちを静かな気持ちで送り出せるよう光を表現した作品になっています。
職員が書いたそうです。
制作には2日間で総勢177人が参加しました。
アートがもたらすものとは、心の暖かさなのかもしれません。
via:アートセラピーパーク
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2016-01/12.html
via:NHK福祉ポータル ハートネット