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最近よく目にする極安通販を使ってみた

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かなり安い通販サイトの検証

ネット通販のアマゾンや楽天はちょっと高いんですよね。その思いで極安通販の「Temu」で買ってみようと思ったのです。

「中国の販売サイトでしょ?あんまりいいうわさを聞かないんですが、どうなんでしょうね?」との思いもありますが、試しに購入することにしました。

そういうわけで、激安通販サイトで購入した感想を述べたいと思います。

使うきっかけ

購入しようと思ったきっかけは、今まで使っていた腕時計のベルトに不具合が出て、バックルの固定ができなくなってしまったからです。

このまま使用していると外出途中で落としてしまうので、ベルトの交換を考えたのですが交換価格を考えるとスーパーのレジ横にある1000円時計のほうが経済的と思いました。

今まで使っていた時計は、長波40KHzの標準電波を受信して誤差を自動修正してくれるスグレモノでしたが、「普段の生活でそもそもそんな高精度を求める必要性を感じるか?」というと、「う~ん」です。

だって、JRの電車や新幹線はともかく、バスも飛行機も遅れるのが当たり前ですからね。バスは5分遅れ、10分遅れは当たり前ですし飛行機は座ってから飛び立つまで数10分から1時間はザラです。高精度の時計は日常の生活ではさほど必要ではないということになります。そこで1年使えればいいやと割り切って安物を探すことにしました。

使ってみた

私は、アナログ時計が好きのと、今日の日付けと曜日がわからなくなることがあるので、カレンダー付必須の針式時計を探しましたが、1万円超えちゃうものばかりでしたのでこだわりを捨てて、デジタルも視野に入れています。

腕時計を探す

初めはアマゾンや楽天を探していましたが、ちょっと高いんですね。出せる限界の1万円を上限として検索してみると、今流行のスマートウォッチがどんどん出てきました。中には針をデジタル表示する私好みのものもあり、「おおう、ええな」と思えるものもありました。

ほとんどの時計がGPS受信に対応していて、ジョギングやウォーキングの活動をロギングして地図にプロットできるのですが、GPSが受信できるのに時計の自動修正には対応していないようです。

そんな中、MSNの広告で腕時計を出していたのでのぞいてみました。

注目したのはスポーツクロノグラフというジャンルの時計で、メインの時計のほかムーンフェイス、60分計、60秒計の4ダイヤルで、レビューを見ると驚くべきことにムーンフェイスは時間に連動してちゃんと動くらしいです。

配達がびっくりするほど速い

特徴は、配送スピードの速さと取引履歴からの追跡の細やかさでした。

アマゾンは、中国からの配送となると2週間から1か月かかりますが、こちらは遅くても1週間から10日で届きます。これは中間で配送業者がコロコロ変わったり現地の商社が入ったりするためで、この中抜きを許さずメーカーと直接取引を行っているために実現できる技なんです。

また、ユーザーが荷物の追跡を行う場合、アマゾンでは受入営業所から出ると配達営業所に到着するまで行方不明になるのですが、倉庫から出たら日本の通関までこと細やかに追跡できます。

日本上陸からまだ1年で消費者の信用がイマイチなECサイトで信用を得るためには必要なことかもしれません。これが2年3年と消費者の信用を獲得したらどうなるかはわかりませんが、このまま続けてくれると嬉しいですね。

ちなみに、どう配達されたか私の配達履歴を参考に見てみましょう。

注文済み
2024年8月30日19:24
     ↓
支払い済み
2024年8月30日19:24
     ↓
ピック待ち
2024年8月31日04:18
     ↓
梱包済み
2024年8月31日15:20
     ↓
ご注文は発送済み
2024年8月31日21:52
     ↓
荷物は空港に到着し、フライトを待っているところ
2024年9月2日09:56
     ↓
飛行機出発
2024年9月2日11:31
     ↓
パッケージが空港に到着
2024年9月3日13:08
     ↓
通関業者による集荷完了
2024年9月4日04:14
     ↓
通関完了
2024年9月4日04:15
    ↓
税関よりパッケージを引き取りました
2024年9月4日04:16
    ↓
集荷
りんくう営業所
2024年9月4日06:01
     ↓
輸送中
九州中継センター
2024年9月5日09:08
 
このように、荷物が受けている事細かいイベント表示を見ることができるので、荷物が今どういう状態なのかがわかり、安心できます。

日本の宅配事情

働き方改革のため、長距離トラックドライバーの長時間就労が禁止になり、このため荷物の配達の時間にしわ寄せがきています。例えば、従来一晩で届くはずの福岡や鳥栖の物流センター発の荷物が同じ九州内でも中1日、注文から3日目に届くようになるなどです。

 今回の腕時計も中国の運送業者は実に素早く対応していたのですが、関空発の国内配送が3日かかるようになり中国国内の陸上輸送と同じになってしまいました。これがわかれば、向こうの発送から到着までの日数がわかっていいのですが…。

まとめ

このたび届いた腕時計は、細かい不満もなくデザインもよくて、ぱっと見は数万円から10万以上の高級品に見えるものとなっています。実際の価格は1000円時計2個分弱。これで耐久性があれば文句のつけようがありません。

これまで、いろいろと問題のあったメーカーが、独自のブランド、ロゴで売れる商品を作るようになり、免税店で外国人観光客に売れるレベルに引き上げた功績は大きいと思います。

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